2013年2月21日木曜日

写真との付き合いで認知症対策


 余生と言う言葉は、まだ早いと言われそうだが、つまらないことでつまずいたりすると、いやでも自覚を迫られる。ものを落としたり、落としたものをすぐつかめなかったり、腹を立てたりして…誰にでもあることなの名だろうけれども。

 20001月からデジカメを使い始めた。写真はたくさん撮ってきたが、その2年前からパソコンをやり始めたから、撮ったっものの整理と印刷は自分で処理できることにはなった。しかし整理は、HDDに溜め込むだけで、今でもたまにA4サイズにプリントして、合評会めいたものに持っていくくらいだ。撮った写真をブログに投稿し、ホームページの写真集で載せたりするのも最近はじめたことだ。

 整理でもない処分でもないこの始末を、体系的に構築しようとずっと考えてはいたが、デジタル写真を現像する技法がわからずに、なかなかできないでいた。昼間の3時間で月2回の講座ならと言うことで、飛び込んで勉強を始めた。やっぱり餅屋は餅屋で、自分だとああでもないこうでもないと時間ばかりかかるものを、手際よく教えてもらえるので、撮った写真の「体系的構築」への展望が湧いてきた。

 今の写真は現像ができるファイルを使うことができるし、現像をしないファイルでもできるから、その2枚がとれるようにカメラを設定しておけば、保存しておいて後で利用できる。後の利用は、NETのほかには写真の見せ合い(合評会)だ。写真展となると、展示会に向けた集中作業がいるので、よっぽどのチャンスでないと、できないだろう。

 撮った写真の明暗やこのトラスト、彩度の調子を現像ソフトで整えれば、撮った際の条件に相当近づける。これで合評会となれば、写真の良し悪しはどちらだとしても、気持ちの納まり所になる。副次的には、ホームページに載せた写真の「焼き直し」もできるので、かなりの死語地になるかもしれない。というより、いつになるかわからないという方が正確か。

 今日の新聞で、認知症の発症は60歳代がほかの年代に比べて急増だと書いてあった。これだけ課題があれば、ストレス解消はもちろん、これで新しいストレスも生まれてきそうだ。なにせ12年間の写真は33000枚になる。これからどれだけ、ひっぱりあげられるかは予測もつかない。