2012年4月17日火曜日

尖閣諸島おいくら?

と聞く都知事、言い出したら既成事実として歩き出すのか。マスコミはまたおだて役?、新党構想が行き詰まって暇になったせいか、「島買います」ですか?


 こういう知事の態度を都議会はどうする気だろう。第一議会の施政演説もないのだから、思いつき発言になるわけだ。納税者としては、行政サービスに使っていただきたい税を、不動産購入に使うと急に言われたのだから、議会にもちゃんと対応してもらわないといけない。


 もっとも、築地市場の豊洲移転は、民主党も含めて賛成多数で予算を決めてしまった。都議会の「多数派」がたよりになるのかどうか心配なことだ。豊洲移転は石原都知事が就任後に、都の方針をひっくり返して強行したものだ。


 西の大阪市長も、府知事を止めた理由も定かでないまま、新党結成にご執心。大阪市政が何をやるかと思えば、行政サービスの滅多切りだ。


 野田内閣は消費税増税に、頼んでもいないのに政治生命をかけるし、大飯原発再稼働をなんとしてもやりたい様子。「飛翔体」問題では、失敗した北朝鮮が笑われずに、政府の対応が笑われている。選挙民の「政権選択」の結果が問われるし、マスコミの誘導が生んだことなので、自戒を迫られることだ。


 選挙で審判するのが議会制民主主義だということは理解するにしても、この有様ではね。当選しても「ストレステスト」を受けさせるというのはどうだろう。もちろん、「結論ありき」のものでなく、第三者機関による一斉共通テストを。