2014年8月12日火曜日

釣りは無念だったが、雨降りの中断に観光できた幸せ。

 83日、帰る日なのに容赦なく雨が降り続きている。しかし実は情けなくも、すでに体中が疲れてきているから、友人とは違って気分はそんなに悔しさ100%と言うわけでもない。15時ごろに高知空港に着くまでの過ごし方を相談しながら、散らかった釣り道具と衣類をもとのように戻す。

 どうかなと迷いながら、時間つぶしのドライブで室戸岬に行こうと決断した。風雨で影響がどこまであるのか心配ではあるが、距離はそんなに遠くないので、ときどき強く吹き付ける雨と風を体感しながら、海沿いの道を南東に向かった。現地に着けば晴れるだろうと、昨日のドライブでは体験した「根拠」をなかばやけっぱちに言い放ったのだったが、不思議なことに室戸岬に着いたときには雨が上がるという偶然に恵まれた。


 そのわりにはあまり波が高くない岬を覗いてから、最御崎寺(ほつみさきじ)を傘なしで回った。寺は室戸岬の高台にあり、24番札所とのことだった。神仏には日頃は縁遠いのだが、風雨のさなかよい時には晴れにしていただいたことに恩義を感じて、お参りの真似事をさせていただいた。