池袋からの帰りの電車の中、スマートフォンか携帯電話か判らないが、前側と左右の座席16人あったうちの9人がそれを眺めていた。
ほぼ30才代前の若者たちだった。それが、楽しそうな顔をしているわけでない。目的地に行くまでの短時間を時間つぶしに見ているのだろうか。
情報にアクセスできることが可能な方が良いとは思う。提供される情報が「まし」ならば。
情報の取捨選択も必要になる。だからそのために使うという論も成り立つ。
たとえば60歳以上のパソコン使用のパーセンテージはどのぐらいだろう。間違いなく圧倒的に低い。だから「アナログ社会」の現実を粗末にしてもらっては困る。
情報取得の格差は広がっていく。この格差の責任を己が追うべきという結論はだせない。
(スマートフォントは携帯電話にパソコンやPDA「携帯情報端末」の機能が備わったもの)