2012年3月2日金曜日

歳と仲良くできれば


 歳を重ねる自覚の日は、だんだん気にいらなくなってきた。といっても動かしようのないことだから仲良く付き合っていく以外ない。

 きのう義父がショートスティに出かけるとき、持っていく身の回りの荷物を義母と一緒に迎えの車に積んだ。ちょうどそのとき、ゴミの集積場の網の上に犬の小水をかけたような姿が目に入った。

 ゴミの収集日だったからそのあと道路に置きっぱなしになっていた。正確には見ていなかったのだが、主人の女性が気にしていた素振りをしたので、多分そうだったのだろう。なにせ前日にその網に洗剤をかけて洗ったばかりだったので、「何をしてくれるんだ」と思いつつ網を、生け垣にかけることに気がいってしまった。

 その間、荷物を積み終わって、挨拶をしながら車が走り出した。その後まもなく、義母が歩行器を渡さなかったことに気が付いた。以前にも積み込むのを忘れて、届けに行ったことがあった。

 なんということかと、電話機に飛びついてホームに、連絡を依頼した。その後ほどなく車が戻ってきて、渡すことができた。担当の介護士さんが途中で気が付いたふうだった。一つのことをやっていて、途中で違うことをしてしまうことがよくある。今回はその典型だった。