2013年4月27日土曜日

千葉県、旅の記録4 月の沙漠をあるばると

 御宿の「月の《沙漠》公園」には、エラく勉強させられた。「ツキノサバクヲ ハルバルト…」の作詞家が住んでいたということから公園を造ったということなのだが、砂浜の看板に「沙漠」の文字があり、サンズイじゃないのと気が付いた人がいた。間違うはずがないよとの結論になったが、通常「サバク」とは「砂漠」だと、誰もが思っていた。

 ラクダの像から戻ると、近辺の看板には「沙漠」という文字があるから、間違いではなさそうだ。「沙」には「すなはま」の意味があり、海岸の砂がみずみずしいというところから使ったと、作詞者加藤まさをが説明しているとか。

 王子様とお冷え様が飛びだすこの歌が、異国情緒を感じさせるものだから違和感を持つところもあったが、これなら日本の風土に近づいてきた。講談社発行の雑誌「少女倶楽部」大正123月に発表した詩と挿画。佐々木すぐるがこれに作曲したとウィキペディアにあった。