2013年7月9日火曜日

四日目、ローデンブルグからミュンヘンへ

 ミュンヘンに向かうアウトバーンはロマンチック街道を通る。アウトバーンはドイツ国内に張り巡らされている。中小都市を結んで実に効率的にむすばれたものに見える。町に入り込むところは、大小のインターチェンジが備わっていて、スムーズに街中に導引される。トラックと乗用車がひっきりなしに行き交う。行程のなかで2回事故を目撃したが、交通量の多さゆえかもしれない。

 ヒトラーが、軍用と交通網整備のために造ったというが、世界を戦争に引きずり込んだ人間が、まさか今の時代にも利用できると予想もしなかったろうが、道路行政に「貢献」をしたということになる。

 ヴィース巡礼教会・世界遺産は、雨で傘をさして見学。ミサ中でなかの様子は写せなかった。ミサが終わって写真が撮れた人もいたというが、ミサが終わるということは頭にはなかった。それよりトイレの方を先に心配していた。トイレは有料トイレが多い。観光地ゆえのものもあるだろうが、売店で商品を買えば、有料トイレで払った分は差し引くと、商魂発のものもある。50セントが多い。約66円也の安息料だ。

 午後はノイシュバンシュタイン城だ。中世の建築様式を取り込み、贅の限りを尽くした城ということ。城から見る景色はなるほどその思いかという気もする。
 ミュンヘンに入って、夕食はビール一杯付。いつもはそのとき自前で清算だから、得をしたような思いで、もう一杯と思ったところだが飲み終えたら、もうその気は無くなった。観光で胸から胃袋まで一杯になってきたせいだろうか。


雨中のヴィース巡礼教会


車窓から



ノイシュバンシュタイン城、中世騎士道への憧れから、
贅の限りを尽くして築いたが、王室財政を使い込み…




ミュンヘンと言えば、ビール!飲み放題ではなかった