2011年10月23日日曜日

天は人の上に人を作らす、人間は人の下に人を作る

 職員の人事管理で、相対評価で5%にDをつける。大阪府の教育基本条例は、D2年連続した場合は分限処分にできるという。

 「教育向上のために先生を増やせ」「府政はおかしい」「労働条件を守れ」などという批判をさせないことが狙いだ。

 素直に「上」のいうことを聞くということが求められて、どんなに住民に対してサービスの低下、カットになろうとも従えという体制を作り上げる意図。

 マスコミも含めて、公務員の人件費削減の主張が「当たり前」の風潮になって、公務員は国、地方とも相当削減されている。身近な住民サービスは押しなべて縮小されているはずだ。

 民間の労働条件もいいとは思えないというより、相当ひどいから、それに比べて公務員は…といとも単純に論じられる。今は再任用で早く辞める人、若もので自殺してしまう人も後をたたない。

 クラスの中で何人有名学校に送り出したか、生活保護受給者を減らすために頑張ったかどうか、差し押さえをどれだけやったか、どれだけ検挙率を高めたか、そんな馬鹿なかなことがまかり通る!



ツイッターで紹介されたYou Tubeに喝采。