2019年2月1日金曜日

認知症保険の勧誘あり

 「認知症は認めない!」といっても、そうはいかないことになるかもしれない。その恐れを商売に利用した保険勧誘がやってきた。話も聞かずに笑って帰ってもらったが、笑ってもいられない現実がいやでも近寄ってくる。これは正直「恐怖」でもある。

ーNETで検索してみたら、さる保険企業の宣伝があった
MCIの発症リスクを早期に発見し、予防に取り組めば、認知症の発症を防げる可能性が高くなりますとうたい文句。

ーサービスは
かけつけ隊サービス
→給付金の受け取りサポート
シニア訪問サービス
→年に一度
成年後見制度紹介サービス
→司法書士紹介
ベストドクターズ・サービス
→重い病気の時信頼できる名医・病院紹介

とか、
この程度はサービスと言えることか?

ー予防アプリまである!
歩行速度の低下と認知症・軽度認知障害(MCI)の発症リスクには関連があり、運動習慣等の生活改善が認知症の予防につながります。歩行速度の低下を早期に発見することで、認知症の予防につなげることができます。
との紹介も。

「アルツハイマーの初期症状」は、自覚する項目ありドキッとする。

ーアルツハイマーの初期症状
以下は、初期に見られる症状の代表例です。ただし、症状の現れ方や程度は人によってそれぞれ異なります。
  • 最近の出来事が覚えられない
  • 同じことを何度も尋ねる
  • 適切な言葉がとっさに出てこない
  • 物や親しい人の名前を思い出せない
  • 日付が不確かになる
  • 身だしなみに無頓着になる
  • 大切なものをなくす、置き忘れる
  • 調理の手順が分からなくなる、時間がかかる
  • 性格が変化する(穏やかだった人が怒りっぽくなる、以前は活動的だったのに覇気がなくなるなど)
  • 慣れた道に迷う、どこへ行こうとしていたのか分からなくなる

ー注意書きがある
  • 特殊詐欺(振り込め詐欺等)に十分ご注意ください!
  • 当社の代理店や職員を装った電話または訪問にご注意ください
  • 当社の商号を模倣・詐称した業者にご注意ください

 認知症をタネにした今時の商法。なにがインチキなのか、認知症になる前に、しっかり見抜かなければならない。昨今のサービスとは、金を支払うのが当たり前になった。生活の不安は保険にはいることでカバーするとなると、やっぱり金をもっているかどうかになってしまう。持たざる者は社会保障の質の向上を願うしかない。

ー宣伝するつもりはありませんが