2012年6月27日水曜日

消費税増税法案はナットクされていない


 今日のYahooニュースの「市民の声は」東北(産経新聞)でも、消費税増税法案の可決について起こっている声が、書かれている。世論調査の通り、賛成に回った5分の4とは相当乖離した内容。あの「産経新聞」でさえ、こんな声が集まっているのだから、6割程度の反対世論より多いのかも知れない。「3党合意」の二日後には法案を通してしまうなんて、民主国家にはあり得ない。「アラブの嵐」の権力者以上のやり口じゃないか。
Yahooニュースからダイジェスト(一部カットあり)

 青森市、県経営者協会専務理事、山谷清人さん(64)「この増税で社会保障の将来をきちんと見せてほしい。今後、社会保障が履行されるのか、国民が見ていかなければいけない。反対票は、いずれ総選挙もあるのだから、県民も国民も、こういう状況を忘れずに投票行動を取るべきだと思う」

 宮城県の村井嘉浩知事は26日、消費増税法案の可決について、「3党合意で可決されたが、よく協議した上で妥協点を見いだしたと、大変評価している。5分の4近い議員が賛成票を投じたことは意味がある」と述べた。

 秋田県の佐竹敬久知事「社会保障水準を保つためには安定財源の確保は不可欠で、容認せざるを得ない。消費増税は国民生活に負の影響を与え、経済活力をそぐことにつながる恐れもある」

 山形県の吉村美栄子知事「国民にもっと周知して議論を深めてもらいたい」

 経済界からは仙台商工会議所の鎌田宏会頭が「消費税は明確に提示されたのに対し、社会保障については多くの問題が棚上げされた。」
 
 岩手県花巻市、菓子店代表、鎌田勇さん(67)「小沢さんも今は選挙対策で弱者の味方のように増税反対だが、どっち道、増税路線に変わるのは見え見え。」
 
 秋田県羽後町、団体役員、村上與(とも)子さん(59)「この不景気に増税をすれば景気は必ず悪化する。東日本大震災の風評被害に苦しむ秋田の景気は公共事業の下支えがある被災地よりむしろ悪化する懸念すらある。民主党の体たらくには選挙で選ぶ相手を間違えたという思い。」