2013年12月30日月曜日

緊急時は頼りの看護師さん

 昨日昼前に、義父の状況が悪くなって救急車を呼んだ。尿に出血することはたまさかあることだけれども、昼食時には起き上がれずに顔色が青ざめていた。血圧を測ろうとしたらうまくゆかずに測れないので、救急車を及ぶことになったらしい。ちょうど家近くを歩いているときだったので、携帯に電話をもらって家に戻ると、すでに救急隊の人が来ていた。消防車も一緒に来ていて、6人の隊員さんが2Fから降ろすべく、手筈をとっているところだった。

 搬送先を決める間に、これまでに至る、病名、病歴や治療と現在の状況に至った様子を聞き取る。片方で搬送先を決めるのに別の人が病院に問い合わせをしている。慶応病院と決まって、出発してすぐに到着する。休日だし救急なのだから早いのは当たり前だけど、都心近くだからこんなに早く病院に搬送できるのだろう。後で調べたら、消防車が来ていたのは救急隊は基本的に3名(隊長、隊員、運転手)なのだが、3名では救急現場の活動が困難な場合【救急現場が狭くて、搬送が困難な場合】【救急処置に人手が必要な場合】【安全管理が必要な場合】【傷病者搬送以外に、交通事故などで危険物流出等の処理が必要な場合】等のときは連携をとってくることになっているらしい。


義父の手当てをしながら、担当の医師から、再度病歴についての問いがいくつかあって、前立腺ガンもあると説明したので、そちらの関係の心配にも及んだらしい。以前検査した病院でガンは高齢だし、進行の心配はそうないだろうとの判断で、治療はしていないから黙っていてもよかったのだが、膀胱の出血を確認するのにスキャンをしてみるということで、またしばらく時間がかかった。尿への出血は、洗浄によってすぐにきれいになったらしい。すぐにキレイになるのは、膀胱内に出血がないことだろうということだったが、念のために入院することになった。これまで何回か救急搬送してもらって、そこから通っている病院へ転送ということもあったが、今回は慶応病院で数日入院ということになった。

年末でもあり休日にかかっているので、看護師さんも救急センターは除いて、少ない人数が配置されているだけで忙しそうに働いていた。椅子に座っている間にもひっきりなしに「救急患者」が訪れてくる。入院の手続き済ませて、担当の看護師さんに義父の身体状況を話して、とりあえず必要なものを買い込んだ。数回の経験で慣れもあるが、応対してくれる看護士さんに話をできるところまでくると少しホッとする。半日がかりの仕事で帰りはタクシーにした。呉の街中を走りながら運転手さんが、病院に委託されているタクシーの営業では、「アベノミクス」はまだ回ってきていないと話していた。今日のfacebookに、看護師さんの投稿があった。