2012年8月11日土曜日

後で消せれば、放言OKでは


 橋下市長が任命した大阪市淀川区の榊区長がツイッターで、自分を批判した人に「アホか、相当暇人やな」と書き込んだ。橋下氏は「一般の有権者にアホとかバカとかの言葉遣いは行政職としては許されない」と言いつつ「ツイッターでの不親切な発言なら事後的にただせばいいのかなと思っている」と庇った。

 ご本人はツイッターを打ちまくって、「放言」を得意としている。公募区長として選んだ責任は当然ありだ。メールや書き込みで言葉を誤って書くことはあるが、アホ、バカ呼ばわりは絶対にない。ごく普通の常識だろう。


 デジタル時代に、書き込んだ誤りを修復するツールはなににつけても設定されている。そうでないと、交流と情報伝達の役を果たせない。しかしだからと言って、後から直せばいいやというのでは、やっぱり程度が知れる。