2021年12月12日日曜日

今度は一泊二日の旅で栃木県那珂川町、那須烏山市、笠間市

 退職者会の旅行はいつもバスの旅を企画してくれる。旅には写真撮りを眼目にしているので、連れて行ってもらう気楽さでご厄介になる。昨年は中止に追い込まれ、今回はいまだのコロナ下でのことで、今回は定員が少ない計画だった。出かけることを慎重に考える人たちもいるようだった。

 20人程度の定員を少しオーバーしたとことで、自家用者を利用して賄うことになり、そこに同乗させてもらって回ることになった。役員の中に旅先の情報をよくわかっている人がいて、いつも実に巧みな訪問先を選定して、組み立ててくれる。自分は有名な観光地ばかりを体験しただけなので、手前勝手ながら写真を撮る動機で参加するのにとても都合がよく、足の不調な状態では神仏の加護かと思えるほどありがたい。

 今回は栃木県の那須あたりをめぐるコースで、旅先として期待が持てるコースだった。ところが、最初の訪問地「雲巌寺」がまったくの偶然で、今年5月に中止になった写真展で、その雲巌寺を作品したものが展示の予定になっていた。展示会は没になって、ホームページでの紹介になってしまっていた。巡りあわせというか、コロナのおかげとは言いたくないが、この時期に訪れることができたのは不思議な思いだった。