2013年8月28日水曜日

橋下氏がメディアにかみついた


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橋下氏がメディア批判=「教委の独立性脅かした」-はだしのゲン問題
 日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は27日午前、松江市教育委員会が漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を撤回したことに関し、教委の独立性を唱えるメディアが教委に圧力をかけたとして批判した。

 橋下氏は、大阪市役所内で記者団に「あれだけメディアが騒いで、教委が決定した事項をひっくり返したというのは、教委の独立性を完全に脅かし、教委の独立性はもう要らないと言ったに等しい」と指摘した。(2013/08/27-11:39時事)
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 教育委員会がひっくり返したと、なんとまあ勘違いされたことか。行政の事務方が教育委員会の審議も経ずにやってしまったことなのだから、教育委員会が自らの決定を捻じ曲げたということとは違うことだ。大阪市の高校柔道部の「暴力指導」問題の際には、教育委員会に入学試験を止めろと、自ら乗り込んで圧力かけた経緯はお忘れなのだろうか。
 
 あの場合は教育委員会委員長の意向を無視して、自分の考え方を押し付けた。それこそ圧力をかけたことだった。行政委員会の独立性を口にしながら、実は軽視をしてきたことが実際やったことだった。様々な問題に対するマスコミの報道内容に、足りないことや良くないことが多々あるにしても、マスコミを利用して自己の主張を宣伝することに利用してきて、うまくいかなくなったら今度はマスコミ全般の攻撃へと展開させることに納得できるものでない。