2012年3月13日火曜日

久しぶりに校正会議に出席


 つりの会報のゲラができて、校正をする。この作業を毎月やっている。たかが8ページの会報でも、編集内容を決めて原稿を依頼してから、印刷に持ち込むまでが一山ある。

 何を今月は載せていくのか頭を悩ましているのがT編集長。原稿を依頼して簡単に応じてくれる人もあるが、説得で応じる人もいる。たまには原稿を持ち込んでくる人もいるが、いずれの場合もそのまま「完成品」とならない。

 しっかり見直しして非の打ちどころがないようでも、校正作業になると訂正した方がいいという箇所が出てくる。素人の集まりだからそれは当たり前なのだろうけど、要は文章を作り上げるという訓練が体験のなかに少ないということなのか、どうしても必要で大事な作業になっている。

 数人の「素人」の目で見ると文殊の知恵以上の知恵が浮かんできたりする。本人の意図、原稿の趣、正しい文字、表現など「こうじゃないの」ということが結構出てくる。

 まあ地味な作業にはなるが、その場で意見をやり取りするのがまた結構楽しい。釣りの会の活動内容や、釣り談義まで話が及んで脱線することもしばしばある。

 つりの会の活動も、会員が減ったり、高齢化で世代交代したりと難しい運営になってくる。素人集団の腕を磨いていいものができるようになればいいと思っている。