2013年7月19日金曜日

「憲法15条3.公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する」を充実させて。

 政治は斜めから見られている分には、政権党は安心だ。国の将来がかかる選挙に議席をどう配分するかは選挙民の意向による。その判断ができる情報をちゃんと提供「される」べきだと思う。この選挙期間中は、政党討論会がいままでになく取り上げられた。とりあげて報道するのは当たり前だとおもうが、先日のNHK番組は酷かった。各党の政策について、ほんの一言ずつ発現させるだけで、政権党に反論を多くやらせると言ったものだ。そうしないと怒られる事情もあるのだろか。政党数が多いのも事情にはあるだろうけど、例えば通常の政治のおおきなテーマでは首相に、しゃべらせる特別場時間を設けることがある。だったらせっかくの討論時間の枠を広げて、おおいに政党の意見がたたかわされるようにしたらどうか。選挙は本来平等に扱わなくちゃ公平でない。

 投票は大事な権利(憲法153.公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する)として規定されているのだから、実施は充実したものであるべきだ。日ごろ、政権党が言い出す政策をただ、受け流すだけの報道では、さっぱり投票しようという動機には結びつかない。(それがいいんだと進める人たちは別にして)

 選挙管理委員会の宣伝カーを回すだけでは事足りない。こうして、不条理なベカラズ選挙運動と、小選挙区制中心で議席を手に入れるのでは、「ナントカ詐欺」との違いはない。
 原発の稼働を続けるのか、憲法を改正していいのか、国防軍を造って…は許されることなのか、消費税を増税するのか、社会保障を削っていいのか、非正規従業者38%は酷いことではないのか、ブラック企業を野放しにするのか、など
 知りたい情報、知るべき情報はたくさんある。北朝鮮の拉致問題は大事なことだが、焼きたての餅みたいに時間を延ばして報道するときかと、ワイドショーを見ながら腹だった。いまでっしょ!普段知りえない政策やら政治の裏側を掘り下げて「バン!」と表にだすのは。