2015年9月8日火曜日

バリウム検査の後騒動

31日はバリウム検査をすることになっていた。隣の学校の体育館に行けばよいので、このところそこでことを済ませるようにしている。終わってから下剤を余分にもらい、コンビニに寄って牛乳を仕入れてきた。家に向かう途中で「悪い人」に出会ってしまった。悪い人は釣に誘ってくれる人だし、飲み屋にも誘ってくれる人なので、ほんとはいい人なのだ。ハゼ釣りに行きたいねと言うし、飲むに行こうかといわれると、バリウム飲んだばかりだからと無下に断るわけにはいかない。それに先延ばしするとどうもいつになるかわからない。と、へ理屈を言付けて、5時にバス停で会うことにした。

駅に向かって二人で北口の路地を歩いているときに、「良い人」の知り合いと遭遇した。一緒に行っちゃおうということで、前に一度行ったウナギ屋さんの暖簾をくぐった。新しい人との出会いは刺激的で楽しい。それに3人になると盛り上がり具合が違うのか、ひとしきりの飲食の末にカラオケに行くと言い出した。もちろん嫌いではないから、ついて行くことになった。

そう遅くなったわけでもなく、いつもどおり風呂にはいってから寝たのだが、夜半になって腹が痛くなった。尋常な痛さでなくて汗まででてきた。2時間ほどで収まった後、朝方通じがありバリウムが一部出たという感じだった。ところがそのあと跡が便秘で出てこない。詰まってしまったのかなという想像がだんだん強くなる。

腹が張ってくるし、4日からはイワナ釣りの計画があるので、困ったことだと思い悩んだ末、3日に医者に行くことにした。家の近くで行こうと思った胃腸科は木曜日が休みということで家から近いと言うメリットは生かせなかった。いつも言っている診療所へ電話をすると内科対応でということで、そこでレントゲンを撮ってしらべてもらったら、バリウムはない。盲腸にわずかに入り込んでいるだけだった。下剤を貰って帰ったが、下剤の使用方法が上手くできずにこれも難渋した。騒ぎが収まったのは岩手にイワナ釣りに行く朝、通じが付いたときだった。これで落ち着いて旅に出かけられると、前日支度した釣り道具をキャリアバックに詰め込んだ。

 バリウム飲んだら酒飲むなとは説明書きにあるが、医者に行ったときには「飲んでもいいんですけどね」との話だった。バリウムが残っていないという検査結果のうれしさに、どうしてか聞いてみる気がそのとき起きなかったが、あとで、聞いておけばよかったと反省した。