2011年12月10日土曜日

汚染水の海洋投棄許しません


 汚染水の海洋投棄は書かなかったが、東京電力が、福島第一中長期計画を保安院に出した。放射能汚染水の海洋放出は盛り込まなかった。止めた訳ではなくて全国漁業協同組合連合会から抗議を受けたから。「意志決定していない」と、可能性を否定していない。海洋投棄は諸外国に及ぶ。


農水省 水産物の放射性物質調査の結果から
湖以外は福島沖、単位はベクレル/Kg
暫定規制値セシウム500ベクレルを超えたものを抽出

ウスメバル   10月 5日  広野沖   520
コモンカスベ  10月 5日  広野沖   720
シロメバル   10月12日  小名浜沖 730
アイナメ     1019日   広野沖   560
コモンカスベ 1019日   広野沖  1280
マコガレイ   1019日   広野沖   530
ヤマメ      1019日   秋元湖   670
シロメバル   1026日   広野沖  2400
ワカサギ    11月 1日   赤城大沼  589
ウグイ      111日   赤城大沼  685
アイナメ     11月2日   平藤間沖  760
アイナメ     11月2日   久之浜沖 1050 
イシガレイ    11月2日   平藤間沖 1180
クロソイ     11月2日    久之浜沖 1420
コモンカスベ  11月2日    平藤間沖  780
ヒラメ      11月2日    久之浜沖  810
シロメバル  11月9日    広野沖   2300
マコガレイ   11月9日    広野沖    530
ヒラメ      11月16日  久之浜沖 4500
イシガレイ   11月16日  広野沖    870
コモンカスベ  11月16日  久之浜沖  910
ワカサギ    1129日  赤城大沼  556
イワナ      1129日  赤城大沼  692
ウグイ      1129日  赤城大沼  659
アイナメ     1130日  久之浜沖 1780
イシガレイ   1129日  久之浜沖  590
コモンカスベ  1129日 久之浜沖 1150
エゾイソアイナメ
                  127日    久之浜沖  900
コモンカスベ  127日   久之浜沖   560

瓦礫の処理を受け入れるというので


岩手山麓のゴミ処理施設で、三陸の瓦礫を受け入れるということで、地域の説明会をやった。地域のブログを偶然今日見つけたらそんな記述があった。1ヶ月前のことだったけれども、コメントを書いて投稿した。

投稿
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放射性物質の測定は、正確に判断する場合は回数、測定箇所、焼却による凝縮、風の影響など十分な方法をとるべきだと思います。(当然やるとは思いますが)。セシウム許容量が1ミリシーベルトで絶対安全なのかという問題。測定器によっては違う数値がでる(アメリカ製は高く出るとか)という問題。農水省の調査では、滝沢村東部で肥料中から79から359ベクレルのセシウムが検出されている(78月)など、検討をしなくてならないことがあるように思います。
全国各地で「測定活動」が広がっていますが、どこでも放射性物質が測定されているようです。そんなにないだろうという気もしますが、気持ちだけの判断だけでは不足です。ことは将来にかかわりますから、住民の誰もが納得できる総合的な検討が必要だろうと思います。   
「なるべく隠す」みたいなことには決別が必要です。基準も国によって違ったりしていますが、詰まるところは「ない」ということが安全なわけですから、その確信を求める必要があります。周辺の森や林、畑の検査も必要なことです。積算されての影響を心配しなくてならないでしょう。
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大阪の瓦礫受け入れ、東京は受け入れ済みだが、放射性物質を含む瓦礫の受け入れについてツイッターでは心配、批判するツブヤキが多数出されている。

全国でこういう問題がでて、問題をこじらせ拡大していくことの責任は、やっぱり電力会社が負うべきこと。