2013年6月4日火曜日

俺んちの庭で

 我が家の庭といっても、それこそ猫の額。でも土を見るとなぜか安心の気持ちが湧くから不思議。爺様が庭やベランダでの盆栽ができなくなってから、その財産を、連れ合いが引き継いでいる。生き物だし、それなりの手がかるから忙しい。

 小学生の時分、ちょっとした庭があったから、遊びで自分の畑を作って花を植えたことがあった。確かに種をまいたり挿し木をしたりすることで、育っていくのを見るのは面白かった。親の見よう見まねでやったことだったが、それきり植物栽培はやることはなかった。もう一つ、見よう見まねで体験した釣りの方は、いまだに実践中だが、こちらも自然の中で大地とのふれあいをもつから、そこから人としての英気をもらっている。

 岩手山麓の仙人の庭は十分広いから、ブナを植えた。二本植えたものが、あまり近すぎて喧嘩をしたらしくて、一本ダメにしてしまった。これが10年近くたつが、すくすく育って立派になってきた。植えて放ってあるだけだけど、楽しみなものだ。最近ブナの葉に産毛があるのを見つけた。


 庭は広いのがいい。といっても、持っていなくても広く使える輩がいるのには驚いた。オスプレイ訓練にどうぞという。「ごめんな。今度うちの庭貸すからよー」というシチョウサン。

 八尾空港は、高さ制限を超える違法な構造物や樹木が650件も存在するため、安全上の問題を抱えていると、ウィキペディアに書いてある。