2014年12月12日金曜日

JTBが、公~党の支援要請をした。企業経営にも批判が…。

JTBは今回の選挙にあたって、社員に特定政党の協力依頼をした。
〈国内研修会をはじめとした各種需要を頂戴している創価学会様より、支援政党である公明党への支援要請がJTBグループにあり、営業政策上の観点から各事業会社においても可能な範囲での協力を求められております〉〈公明党の政治活動を支援します〉とした用紙への署名集めを、太田昭宏国交相と前職の上田勇氏がそれぞれ出馬した東京12区と神奈川6区の居住者には各候補の支援者名簿を作るための署名集めを社員に要請したとのことだ。
 創価学会が大口顧客だからということもあるらしいが、JTBと言えば誰も知っている公共性の高い企業。企業組織を通じて投票行為を誘導するのは許されない。当然内部からも批判が起きている。

JTBがグループ社員に送った「創価学会様に選挙協力」メール



JTBは旅の時によく利用しているので、抗議の意味で書いたが、「Facebookのページ」は企業宣伝のためにつくってあり、その評判にかかわるコメントを書き込めることになっている。星印がいくつかで評価したうえで書き込みができる。星を一つつけて書き込み「権利」を得たうえで、「今回の選挙で、特定の政党に『協力』の指示をされたとか。一企業が選挙で特定の政党に誘導をすることは、あってはならにことだと思います。たびたび利用させてもらっていますが、今後は再考させてもらいます。」と。

ところが、そこに書かれている他のコメントを読んでみるとちょっと驚きの書き込みがあった。

JTBさん、営業マン最悪です。
ノルマが利益ベースだからか知りませんが、利益追いすぎ。
二度と一緒に仕事したくありません。
責任感無さすぎです。
星つけないと、投稿できないみたいなので、1つにしましたけど、ハッキリ言って、マイナスです。

□11月16日、午前10時頃、私は、太魯閣渓谷・燕子口で信じられない光景に出くわした。
太魯閣渓谷の燕子口はヘルメット着用が義務付けられている。写真の右側の団体客は日本のJTBのお客様。皆さんご高齢の方だ。見て頂いても判るように、誰一人としてヘルメットを着用していない。
 
 手前の休憩所であるお客様が添乗員に、「ヘルメット着けなくてもいいのですか?」と聞くと、日本人女性添乗員は、「着けたい人だけ着ければいいんです」と答えているのを私ははっきりと聞いたぞ。燕子口は頻繁に小さい落石が発生している。昨年は死亡事故も発生している。驚くのはこれだけではない。このお客様をバスから降ろした場所が、昨年の死亡事故発生の現場。そこでバスから下車させ、(バスの写真がそれです)その場でのんきに写真撮影をさせている。信じられない光景だ。日本人添乗員も、台湾側ガイドも、お客様の命を何と考えているのか。

 日本人添乗員の意識の低さと、台湾ガイドの無責任さだ。
彼らの行程は午前中に太魯閣渓谷を巡り、昼前には、大理石工場へ行き、同じ場所で、昼ごはん、阿美族のダンス鑑賞、そして、同じ場所でのお土産屋というコース。故に、時間節約のために、ヘルメットを借りる事をしなかったのだろう。日本を代表する大手旅行会社がこのような事をしていいのか!!!
この日、ヘルメットを着用していなかったのは、この団体だけだった。
すぐに、JTB台湾へ本件を報告したところ、以下のメールが返ってきた。

「……様
お世話になっております。JTB台湾でございます。
ご意見を真摯に受け止めまして、改善に努めて参ります。
ご指摘を頂きまして、誠にありがとうございました。
JTB
台湾」

うーん、これが精いっぱいなんですかねえ。日本の企業ってどうしてこうなんでしょうね。正直、私はこの返事を見て、ガッカリでした。マニュエル対応もここまでくると誠意も反省もみえませんね。