2012年4月9日月曜日

仙人の暮らしは厳しい


 岩手山の登山口に向かう道は、見たところ雪が溶けているようだった。この本道に出るまでの小道が、ぬかるんでいてまだ雪を残している。そこだけぬかるみに入らないようにと、ウオーキングシューズで出てきたので、快調に歩いて登っていった。前方に何か見える。だんだん近づいてみると除雪車だ。道路の脇に車輪が入ってしまって傾いていた。

 前回雪がまだ残っているときには、木が道路に倒れかかっていた。まだ、通行止めの時期だった。

 先週は、強風のために木が折れて電線に倒れかかって、切れそうで危険な状態に見えた。その電線の行く先は一軒家だったが留守。ちょうど隣の人が外にいたので事情を話したら、その家のポストにまで行って、電気料金の請求書を見てくれた。請求書に載っている東北電力に電話をして、現地の所在と電信柱の番号をしらせた。

 昨日は牧草地にある堆肥施設の屋根が飛ばされていたのを見た。今期は特に酷いのかも知れないが、自然のなかの暮らしも大変なものだ。仙人になるにはこんなことで驚いていてはダメなんだろうな。