2018年2月12日月曜日

なにがあっても春が来る


 ちょっと寒いのもあって、二、三日家からでなかった。陽ざしの強さが、部屋にいてもわかるようになってきたので、ウォーキングのつもりで外に出た。神田川沿いを下ってみると、この時期いつも咲き始める早咲きの桜が、二つ三つぴちっと咲いていた。ああ春が来るんだよなと気持ちが華やいだ。

 テレビが平昌オリンピックと相撲界の話題を、くちさがない言いようで垂れ流すので、何を考えて報道しているのかと腹立たしい気でいるところだったから、気持ちが明るくなった。

 なにがなんでも「圧力で」と言うことに同調しているようで気持ちが悪い。緊張が高まっていくことで、何かのきっかけで戦争が始まることを心配する声は少なくない。オリンピックの開会式の報道では「平和のため」ということに触れたコメントもあった。これを機会に対話の可能性をさぐるという流れも見える。「敵」にたいする憎悪をあおるばかりは、平和に向けて生産的なことにならないだろう。


梅はピンボケになった