2017年12月16日土曜日

アナログを馬鹿にしてはいけない事件

 ブルーレイディスクレコーダーが壊れた。録画がたまったばかりになっているので、マメに見るようにしたら、止まってしまった。エラーメッセージで「本体背面のファンが正しく動作していません。背面ファンを確認ください。」と出た。取扱説明書の指示通りに、対策をしてみたが戻らない。
 
 ふと、ゴミがたまったのではないかと想像した。以前にパソコンの状態が悪くなって動かなくなった時に、修理に出したらゴミが原因だったことがあった。それなら、中を開いて掃除をしたらいいかと試してみたが、開けることができない。

 じゃあ掃除機で吸い出してやろうかと、ダメ元のつもりでやってみた。そしたらなんと動いたではないか。それでしばらく使ったのだが、でもしばらくしたらまた同じ状態になってしまった。やむなく修理に出したが、結構な費用が掛かってしまった。


 JR西日本、新幹線の台車の「油漏れと亀裂」が原因で止まった。ほかの新幹線全部を点検しても異常は見つからなかったとのこと。それは幸いだったが、三日かかかって目視でやったとの発表だ。それで大丈夫なのだろうか?揚げ足取りではないが、「油漏れと亀裂」で臭いが出てくるものかと思うと、事故の名称自体にも疑問が湧く。事故の可能性は0%でなくてはならない。

 それにしても「臭い」によって異常を発見するとは、きわめて人間的なことだった。コンピューター頼みの「デジタル構造」で安全保持はできなかったということか。