2023年9月5日火曜日

見慣れた中野駅北側の飲み屋街を改めて見直す

月一で通う診療所に行くのに通る道なので、見慣れていて写真を撮ろうかという気分はあんまりなかった。かつては宴会の帰りに何枚か撮る程度で済ませていたのに、いつもお付き合いをしてもらっている写真家さんたちと、何かの折に撮ろうということになった。ちょうど再開発の喧騒が始まってきたところで、飲食店よりは小さな飲み屋さんの街並みがどうなっていくのだろうかと気になっていたこともあり、直接は再開発地域には入っていないようだけれども、長く昭和の時代から引き継がれた場所がどんな大波を被るのかどういう心配が先立っていた。一度3人で撮って回ったが、再度行こうとお気に入りになったらしくて、それならと気合も少々入れて周ることにした。

 中野の駅周辺は、特に北側は大層な変容が迫られて、大型のクレーンが宙を動き回っている。まだ使用に耐えるサンプラザも、さっと蹴飛ばして、タワーマンションが建つらしい。

大手の不動産会社や御多分に漏れず東日本旅客鉄道などの大企業が駅エリアを分け合って開発を進めている。

三井不動産は神宮外苑再開発も手掛けている。そればかりでは中野駅の西側開発をする。どこへでも「活躍」の場を持っているらしい。

会社のホームページを見てみると

~三井でふふふ」というキャッチコピーには、「三井不動産が手掛ける街や施設に来られた皆さまが、思わずふふふと笑顔になるような、豊かさと潤いにあふれる街づくりをしていきたい」という想いが込められています。~

OH!KURAYAのホームページには

~複合再開発「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」が本格始動する。 同事業には、野村不動産ほか東急不動産(株)、ヒューリック(株)、住友商事(株)、東日本旅客鉄道(株)が参画。土地区画整理事業と第一種市街地再開発事業の一体施行で、施工面積は約2.3ha。最大7,000人収容のホール、オフィス、住宅、商業、ホテルで構成する。中野駅南北通路橋上駅舎整備や新区役所整備などの関連事業により、広場や歩行者空間を整備し回遊性を高める。また、事業者によるエリアマネジメント協議会により、地域活性化につながる活動を展開する。2029年オープンを目指す。~とあった。