2014年3月19日水曜日

古館伊知郎氏が語った決意( 報道ステーション2012年3月11日)

 3.11福一原発事故から3年たって、「原発ゼロ・脱原発」の声がひろがって続けている。福島の全市町村で福島原発廃炉の決議が採択された。3年たってもこういう動きが出るのは、なにより「原発をなくせ」の運動が持続しているからだろうと思う。都知事選で細川元首相が立候補したというのも、正面からということではなかったが、その声の影響があるからだろう。

 原子力規制員会の田中委員長は任にふさわしくないと、声を上げたのは脱原発の運動の中からだった。確かに今、川内原発再稼働に向けてかじを握っている。「原子力規制員会は原発稼働を止めることはできない」と言ってはばからない人だから、ふさわしくない人であることははっきりしている。福島原発内の事故件数も、小さく見せようとして隠し立てた。安全神話にどっぷりつかって、抜け出せないという事象が随分とある。

どっぷり浸かっているのかとの話はマスコミにも随分出てくるが、ここまでかということが、Facebookに投稿された。おそるべきマインドコントロールだ。
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教育による洗脳。これほど低予算で効果的で、恐ろしいことはありません。向山洋一という人を座長とした、「エネルギー教育全国協議会」が主催する、「『エネルギー教育』模擬授業全国大会」という大会が、1月25日に行われました。どういうものかというと、日本教育新聞(この大会のスポンサーでもある)の2月17日版の記事にこうあります。

 「次世代を担う子どもたちが"自らの問題”としてエネルギーについて考え、正しい判断ができるよう環境やエネルギーについての理解を深めるためには、何よりも、授業でエネルギー教育を実践することが必要だ。」
 それぞれの部門にエントリーした教師たちの中から、11名が予選を通過し、会場での模擬授業で競い合う、というものだったようです。




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 原発の安全神話を批判した古舘伊知郎氏が2012311日に番組の最後で語ったコメントは、Youtubeにアップされたが、報道側が著作権を申し立てて、削除された。音声のみを使ってなおYoutubeにアップされている。圧力があるかもしれないと言っているが、いまだに番組で仕事をしているから、これも原発なくせの声の力によるものと言えそうだ。