2020年8月29日土曜日

黒色のバリエーション

 「暗闇の政治」とは言えなくなってきた。NETはときの情報をデジタルニュースで、裏情報を細かくとりあげている。なかにはとるに足らない内容のものあり、過当気味かとも思えるものもある。発信自体も競争にさらされているから、実に「豊富」で読んでいくのに手間がかかる。

 大どころと違った観点で取り上げるものは面白いものもあるし、すっぱぬきの事実もある。SNSになると個人的「発言」だから、生の感じ方が伝わってくる。

 大新聞では取材も記事も書き込めないことでも、その及ばないところでの取材記事は、テレビ報道や新聞でも後追いで、取り上げることになっていく。だからこそ政治がらみの事実を隠すことに一層腐心するということにもなる。

 首相辞任の速報を民放で流したのを見て、すぐにNHKにチャンネルを変えた。NHKはすでに報道ディスクを構えて、公明な政治部長がたっぷりとある資料に目を通しながら、その足跡なるものを細かに説明していた。NHKにはリークがあったのだろうか。

 「お疲れの様子なので休まれたら」という「人道的なコメント」をやや懐疑的に思っていたが、6月の定期健診の追加をやりその結果を聞きに行ったという説明の後には、とりまきが「通常と変わりない様子だった」と記者に話す。そして28日の辞任記者会見で「体調が悪くて務められない」と。

 実は体調が悪かったとされる間にも、立派な食事をとっていたというニュースも出てきた。観たところ評価しているのがトランプ大統領、小池知事、黒岩知事、吉村知事など、NETではまた新たなニュースが広がっていくだろう。暗闇の行状を重ねてきた後の「引継ぎ」はさぞかし大変なことだろう。モリカケ、サクラ、マスク、gotoキャンペーン、こんな政治の延長だけはごめんこうむりたい。




2020年8月24日月曜日

雲台動かず、ミシン油のふりかけ修理

 三脚を使うことはほとんどなかったので、しばらく前に購入した三脚の使い方がわからなかった。一度は使った記憶があるけど、いざ使おうと脚を広げて「雲台」に自重のあるカメラを取り付けた。

 ところが「雲台」がどうやっても動かない。いくら手で力を加えてもダメ。まだ新しいものだから、道具を使って動かすわけにもいかない。ダイヤル部分を緩めても、もしかしてと締めこんでみても動かない。

 長考して油を付けてみたらどうかと、ミシン油を少しだけ丸い表面に振りかけてみた。でも結局ダメ。しょうがない修理に出すかと、またしまい込んだ。

 後日、カメラやに持って行こうかと、またケースから出して、何の気なしにダイヤルの内側ある、もうひとつのダイヤルをひねった。なんと動いた。緩めても締めてもちゃんと機能する。

 前に使ったときのことを、覚えていなかったという話。これから先もっとこういったことが起きるのかなと、落ち込むことしきり。




2020年8月21日金曜日

飲酒しない心配

 家にいることが多くて、アルコールが少し縁遠くなった。

 健康診断でちょっとばかり肝臓のの「数値」が悪くなっていたし、体力もたなくなってアルコールを控えれば頭の働きのもいい影響があると決め込んだ。

 暇つぶしに昨日まで飲んだ日を勘定してみたら82日だった。飲まない日は155日だった。昨年一年間では二日に一度は飲んでいたから「打率5割」で今年は「打率3.6割」。

 でも、これでコロナ禍のストレスにはどう影響するのかはわからない。ときには飲んだ方が、ストレス対策にはいいのじゃないかという気もする。でっぱった腹が気持ちへこんできたのは、ストレスには引き算効果ではある。

中野の「酒」


うれしい4段重ね

2020年8月13日木曜日

今年はハゼがよく釣れるらしい

  ハゼつりの情報があったら、メールで知らせてくれるアラート(おかげでどこやらの知事が「アラート」という言葉をつかってもよくわかる)で、良く釣れているとの情報がしょっちゅう届く。いわゆるAIというものの仕業なのだろうか、こういうことに使われるならいい。

 釣りの会に人がたくさんいた頃は、関東圏のあちこちに出かけて、そのつり場の情報が伝わってきたものだったが、今はその広い活動範囲に出かける人は少なくなったから、無理な注文になった。

 ハゼつりは「つりの道」では、釣りの最も基本的なやりかたで釣れるものだから、つりの愛好者になるのには、おおいにきっかけになる。今年のように魚の数が多くときは、その意味で初心者にもなじみやすいし、釣り場の安全度もわりあい高い。家族連れで楽しむことができるので、もってこいのレクリエーションになる。

 今年は雨が長かったせいで、釣り場に人が入らず、餌が豊富だったからだろうか、大きいものも混じって良く釣れているらしい。

 やっと梅雨明けになって、急に暑さが襲ってくると、夏場環境への慣れついでにハゼつりもいいなと夢想はするけれども、異様な暑さとコロナ禍での対策を心配しながら、ハゼつりをやるのも、ちょっと心配でもあり気持ちが揺れる。

 小供と一緒にハゼ釣り 1時間で25尾手中【東京・大井ふ頭中央海浜公園】

2020年8月3日月曜日

写真展が終わって

 今回の写真展は、特別な記憶に残るものだった。新型コロナの感染拡大が、「自粛」以後に増大している中でのことだったので、案内のハガキを出すのもはばかられる状況だった。開催を止めた方がいいのではないかと、相談はしたが開催日が近づいてくるなかでは、舵を切るまでにはならなかった。

 写真展は開催をしているところもあるし、良いのかどうかはべつにしても、日常の生活が「動き出し」OKという環境にあった。開催前日の727日に会場側での作品掲示があり、いつもどおり掲示のセッティングを確認した。ぐるりと見渡して全員の写真をみたとき、「ああ、写真はやっぱり飾らくちゃいけないよな」という声が思わず出た。ここまできただけでも成功だと、来訪者は昨年より減るだろうことを予想して話になった。

 8月2日に写真展日程が終わり、来観者は昨年の半分ほどだった。いつもの友人にも会うことができたし、「三密」を気にしながらの事後交流をしたグループもあったが、久しぶりに外に出てしゃべることになった歓びで、いまさらながら「生きている」実感を味わった。こうした時期に来訪してくれた方々には感謝の思いあるのみ。幸せなことだった。