2024年2月29日木曜日

サッシの雨戸が暖まる頃でも体調は

 今日も幸い目が覚めてサッシの雨戸を開けようかと手を触れると、昔のぬるくなった湯たんぽのようにほんのりと暖かい。もったいないからそのままサッシを上げずに硝子戸だけを開けておいた。でも残念ながら日が当たるのは、隣の家のおかげでそう長くない。その温かさを有難いと思いながら、暖房機の熱で補充しないとちょっと寒くなってくる。まだ2月だから、無理もないけれども、アッツイ日の体験が妙に記憶に残っていて、逡巡したりする。

 光が強くなってくると、その光と熱が脳に刺激を与えてひとの活動に影響する。体が温まることで当然頭脳にも刺激をもらうことになる。暖かさが少し感じられて頭が涼しさ加減なら一番気分もいい。しかしいこうも寒暖の激しい日があると、体の慣れがうまく追いついていかない。

 最近知り合いの中で転んでけがをした人が4人いる。いろんな事情の違いはあるのだろうけど、「命に別状はない」程度の事故が起きているのをきくとなんらかの影響があるのかと思う。急な寒暖差で筋肉の動きにだって影響があるものだろう。

 相変わらずというか裏金天下人たちの所業はあきれてものが言えない。こんなふうになっている責任は己も背負いこまされることだけど、ほんとに何とかしてもらいたい。先日確定申告をしたら、少し年金額が増えていた。ところが介護と老人保健の年間の徴収額で帳消し近く持っていかれている。

 この先、少子化の対策の負担だの軍事費の被せだの社会保障費の削減だのと、聞いているだけで胸糞も悪くなって、寒暖差のストレスに加えて体調までもおかしくなる。血圧が高くなっているのはそのせいだろう。

白日の下にさらしてやる



2024年2月23日金曜日

玄関の鍵をかけるのを忘れた

 読者会があるので前日ももちろん、当日も課題になっている項目を読み込む。どうしても時間がなくて、(いやそうではなくてものごとに取り組むのに時間がかかって、)また追い立てられることになった。昼近くになって会に出かける時間になり、身支度を整えて玄関のドアを開ける。珍しく小雨がまだ続いていた。昨日玄関の脇の物干しにぶら下げた傘を外して、空を見上げるとポツポツと雨粒が落ちている。ちょっと迷ったものの傘は差すことにして歩きはじめた。

駅までは5分程度で着くが、改札前でポケットを探るとスイカをいれてある小銭入れがない。よくよく探しても出てこない。家に戻りながらハタと気が付いた。小銭いれには家の鍵もついているのだから、家の鍵をかけないで出てきたかな?と。家に戻ると玄関のカギは閉まっている。

もう、部屋からカギを持ち出していないことが確信的だったので、閉まっている玄関を開けてもらって、(もちろん連れ合いが締めた)部屋にある小銭入れを持ち出して再出発となった。鍵を閉めないで家の中に入るとは結構あったので、気を付けているが締めないで出て行ったのは今回が初めてだった。本を読むのが「義務化」されれば自分の脳にも刺激になるはずとの思いで、読書会に参加しているのに、このありさまではなにもならない。物忘れが一歩更新していらない勲章がまた増えたようだ。

花は春を忘れない えらいな





2024年2月14日水曜日

トイレが早いのは肝臓の働きが良いわけじゃない



宴会のときは、だいたいトイレに行くのが早くなる。記憶をたどるとそれはかなり昔からだった気がする。最近はそれが昂進してせっかくの談義の途中で、「行ってきます」ということがしょっちゅうなので、これは男特有の高齢化症状なのかと面倒さを嘆いている。所用で外に出かけるときは特にその催しの場所を想定することになる。じたばたしても状態が変わるわけではないので、これからの短いか長いかわからない付き合いとして、仲良くしていかなくちゃならないのだろうか。

それでもまあ定例の診療時に先生に聞いてみようかと決意して、「肝臓の働きがいいからですか?」と愚問をしてみた。先生は笑い出して、そんなことよりもアルコールのせいなのだから飲む量を減らし⋯気にしない方がいいです、との応答だった。「アルコール文化」をこよなく親しむ者にとっては、つれない返事だった。

アルコールでなによりカロリーが溜まることは再三言われることなので、消費のために診療所から少し多めに歩いて、もう一つの整形外科のリハビリにも寄って家に戻った。13000歩を記録して充足感をもったが、これで安心してまた一杯につながるのかな?

元気な皆さんで、しっかり飲み食べするので頼もしい。 





2024年2月8日木曜日

1611年(慶長16年)地震の復興で「助けた赤毛牛」が福を運ぶ「赤べこ」になった

 正月に行った会津、柳津の圓藏寺、「赤べこ」がたくさんあった。HPによると

「1611年に会津地方を襲った大地震でここ柳津も大被害を受け、虚空藏堂をはじめ僧舎・民家が倒壊し多くの死者が出ました。 その後の1617年に初めて虚空藏堂(本堂)は現在の巌上に建てられたのです。本堂再建に使われた大材は、只見川上流の村々からの寄進を受け、只見川を利用して運ばれましたが、ここから巌上に運ぶのに大変困り果てていたところ、仏のお導きか、どこからともなく力強そうな赤毛の牛の群れが現れ、大材運搬に苦労していた黒毛の牛を助け、見事虚空藏堂を建てることができたのです。」

今なら赤べこは国、自治体、ボランティアなどということになる。能登の対応が色々いわれていて、当然混乱はあるのを前提にしても、ほとんどが従来の動きと比べて「遅い」対応と報道されている。全体像がつかめない?などと…もしやドローンを飛ばして調べることも制限?海からモノを運ぶアクセスするのは不可能?志賀原発稼働のために騒ぐな?こんなときに「裏金問題」で大きな足かせになっているのでは?それも戦略か?ともかく政治がめちゃくちゃだ。









2024年2月2日金曜日

梅と桜を見てまた来る春を感じる

 ウォーキングがてら喫茶店まで歩き、一時間本を読む。やけに小難しい本で、昨日から読むのが嫌になっている。これで読書会をすることになっているのでいやおうなく、気合を入れて詠まなくちゃならない。

 グータラな生活に活を入れるつもりで参加しているのに、十分な余裕があっても、なかなかとっかからずにいたのはいつものこと。これで脳の体操になっているのかどうか。

 喫茶店に行く途中にある寺の門にしだれ梅があって、ちょうどころあいなので目を凝らすと、花がいくつか咲いていた。このしだれ梅のおかげで、季節感をあじわうことができる。そういえば公園のカワヅザクラも咲くころだったのを思い出して、一度家に戻ってから公園に行ってみたら、案の定カワヅザクラは二つだけ咲いていた。でも咲いたのは何日か前のようだった。