2012年9月22日土曜日

実りの秋


 岩手山麓の道路を久しぶりに歩いた。登山道から下りてくる車がひっきりなしに走る。足元にリスが多分車に跳ねられたとみえる。身体の一部をつぶされてひっくり返っていた。今年は栗が豊富に実をつけているそうで、落ちた栗を拾うのに道端に出てきてしまったものか。

 歩き始めは空気が冷やかに感じていたが、歩き出すと汗が出そうになる。無理をしないでUターンしてきたが、帰り道には被災リスはなかった。カラスかトンビがもっていったのだろう。自然界は自己完結型で、生から死まで、無駄なく出来上がっている。

 今朝がたは、小学生から高校生までの小集団が、資源回収に回っていた。ドアフォンを押して、挨拶をするやり方を大人たちから教えてもらって、一生懸命やっていた。人間界は自己完結型にするためには教育が必要なわけだ。