2022年1月4日火曜日

急がないのに忙しい一年始まる

 そんなことはない。どうしてもやらなくちゃいけないことはないわけだから、忙しかろうはずはない。仕事を卒業してからは、趣味(遊び?)のみの暮らしか、ゴミ出しか医者通いのように着々とこなす用事のみが、生活をつないでくれる主役に幅を利かせている。それだけなのにどうしてこんなに、時間が過ぎるのが早いのだろう。てなことを考える脳の働きに従うことこそ、ヒマの証明ということになってしまうのかも。

 昨年膝の痛みを覚え、無呼吸症候群宣言を受けてから、使い込んでいるわが身の中古具合を余計味わうようになった。身のこなしもおっくうなことが多くなったし、なにごとも取り掛かりが遅くなる。「歯を食いしばって」などという言葉はとっくになきものになって、いやおうなく「共生」の道を歩かされる羽目になる。じたばたするのも、過去のことになっている。受け入れるべきものは受け入れる。ではなく受け入れられないことも受け入れる、受け入れざるを得ないとすれば、心の安寧に立ち入れることになる、ということにしよう。

ともあれ、背中に十分荷物を負っていることゆえ、外敵のオミクロンなどにさいなまれないように、無事で暮らしたいもの。