立冬と聞いたとたんに気温が下がってきて、一枚着るものが増えた。
国会中継をやっていて、自民党の質問場面だったが、年金問題でやっていた。内容は迫力は感じられなかったが、「野次、怒号」からは違った感じではあった。
3.11以降政治の在り様がうきぼりになったから、国会中継を注目している人が増えているのではないだろうか。
テレビ撮影だから、「掲示板」を視聴者が見えるようにして、説明をわかり易くしていることが増えた。これも大事なことだ。だいたい我々の知りえないことが多いわけだから、理解を深めることに利用することはいいことだ。
いまや当たり前のこのやり方は、老舗は共産党だった。政治をわかりにくくしておくことは許されない状況になってきた。というより、だましが通らなくなってきた。
政治を我々の身近なところで論争する真摯な態度は大切だ。
気温はさがってはきたけれど、TPP参加問題の論争はヒートアップしている。「参加」への選択は、ここまできて結論付けることになってはならないことだろう。
「捩じれの不幸」は、国民の意向に沿うことで解決されることになる。それができない政治を続ければ、また、諸外国の物笑いの種になるだけだ。