2012年7月12日木曜日

クラゲごときに惑わされるな

と経済産業省副大臣が関西電力に対策を指示したとか。自然は甘く見ることはできないのはわかっているだろうに。いや、もっともわかっていても再稼働するのだから、わかっていないのと同じこと。


 保安院が「クラゲ来襲」と発表しているところをみると、もう言葉の使いようもまともでなくなっている。官邸前の抗議デモの声を「音」としか表現できないのも。取水口に詰まったクラゲを取りだすための間は、出力をダウンさせなくてならない。


 地震がこなかったとしても、使用済み核燃料の廃棄方法、廃棄場所も含めて、安全は「想定」できない。原発の稼働を止めることが一番の道。クラゲごときにと思っても、取水口に入り込むクラゲは事前には排除できない。


 電力会社の傘の中に野合する政治家、大企業の心配ばかりする輩をクラゲは笑っているのではないか。まさかクラゲを取り除く費用まで電気料金に入り込ませるようなことはないでしょうね。