2023年2月9日木曜日

河津桜の開花宣言

 朝窓を開放したら、冷たい風が入り込んでくる。部屋の空気を入れ替えるのでしばらく我慢するのがこのところの日課。アラームが鳴る前に目が覚めるのは、朝の陽ざしのおかげだろうか。春がぐんぐん近づいている気配がする。

 今週の日曜日に気がかりだった「河津桜」の花を見に行った。2月になると、公園に「寄贈」した桜の開花が楽しみで、「春が来た」合図を確かめに行っている。9時を回っていた頃には公園の運動場で、子供たちが元気よく野球の練習をしていた。樹木はおおむね黒い枝のままのなか、少し強くなった光のなかでのこと、これも春の一コマと思いながら見ていた。

 背丈の伸びがゆっくりな河津桜に近づくと、まだだなと一見して思った。それなら蕾はどうだろうと、枝を眺めまわした。目を上に向けると嬉しいことに2つの花が寄り添って咲いているのがみつかった。少し後ろに下がって全体を見直すと確かにそこだけに咲いている状態だった。こんなに季節の変わり目とぴったり出会えたのは、これまであったかな。感激の瞬間だった。

(上の二枚はスマホで撮影)