2013年11月16日土曜日

三日目の沖縄。歴史はキチンとみておくことが大事だと思う。

 平和記念公園はオプションツアーで行く。公園整備が琉球政府時代からされていたという。復帰後は都市公園として整備された。沖縄戦の写真や遺品を飾った平和記念資料館と「平和に礎」「平和記念像」「国立沖縄戦戦没者墓苑」「団体の慰霊塔」がある。沖縄で官民合わせて24万人以上が犠牲となった実相、教訓、平和への願いが織り込まれていた。
1995年に造られた「平和の礎」は、国籍、軍人、民間を問わず沖縄戦で犠牲となった戦没者の氏名が記されている。

 アプラチガマ、ひめゆりの塔・資料館もツアーに含まれていた。270mのガマで沖縄戦末期に陸軍病院の分室として使用されたアプラチガマで、懐中電灯を消して暗闇を体験した。真の闇はいかばかりかと思わされたが、生き延びた女性が、「死臭や切り落とされた手足の運びだし、血や糞尿の臭いの中で生きていられたのは、ガマが闇だったからで、そうでなければ気が狂っていただろうという」と語っているとの話には、およそ考えが及ばない驚きのことだった。






ガマの入り口