日曜日で混んでいるかと思いきや、7時ころの岸辺にはそんなに多くはいなかった。車を降りていつものようにまず川底をじっと眺めると、ハゼの姿が見えない。ハゼが見える場合は大概釣れるので、姿が見えないと「どんなものかな」とはやる気持ちをなだめることになる。
じっくり支度をして、仕掛けを川に投げ入れるが、やっぱり反応がない。場所を変えながらしばらくしてから、足元の川底にハゼが群れているのが見えた。仕掛けを投げ入れてみると、あれれ、ハゼが散っていく。さては警戒してかとじっと待っていると、スリスリと二尾ほどがエサに寄ってきてその一匹がエサをついばんだ。やっと一匹GET。
それがら数匹は「見釣り」であげるが、型が小さい。泣かず飛ばずでどうしようかと思ったが、ハリが大きいのがはっきりしたので、Hさんに5号の針を分けてもらった。それを二本針にしてやってみてから、釣れるようになってきた。むろん場所を変えて歩きまわった。3回ぐらい仕掛を入れて、アタリを取って食わなければ場所を変えた。
釣っている場所は、川にせり出してつくってある道路になっている。ところによっては木の板を組んで敷いてあり、ママチャリやジョギングの人、散歩で歩く人グループで歩く人など、ひっきりなしに通って賑やかだ。車が通れないところだから、その気遣いは必要なくて安心して利用している様子だ。道から一段下がった位置に、椅子つきのつりスポットもある。(ほんとはみんなのベンチかな)ほかの皆は同じ場所で釣って、たくさんは釣れないがそれなりの釣果が上がったようだった。
錦糸町から徒歩10分程度で川に着く。私たちは車だったが、自宅から近いのもよい。気温が下がってきたから渋いつりになったのか、釣れる情報でたくさん人が入って、つり大会をしているので、少なくなったせいもあるかもしれない。30尾~一束の釣果。11月までは続くかねぇという話をしながら、13時過ぎに帰途に就いた。
小名木川合流点手前
横十間川、小名木川合流点(左が横十間川)
下流から見る横十間川(左奥にスカイタワーが)