2013年8月9日金曜日

テレビで見なかったニュース

ひとつは台湾のニュースで、Facebookで紹介された。
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6月に台湾軍内部の不条理さを批判した若い兵士が退役直前に虐待を受け死亡。国防相が引責辞任し、上官ら18人が起訴されたが、真相がいまだはっきりしない。そこで馬英九政権に対し、若者を中心とした抗議の座り込みデモが3日、総統府前で行われた。台湾メディアの報道では、参加者数は何と25万人。しかし日本では共同など一部のメディアしか報道しておらず、しかも共同の報道では参加者数はわずか10万人(警察発表でも11万なのに)。写真もほとんど配信されていないので、下に載せる。正義のために立ち上がった群衆の勇壮さに圧倒される。

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もう一つは米国の映画監督オリバー・ストーン氏が読売新聞のインタビューに答えたコメント。
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 「プラトーン」「JFK」などで知られる米国の映画監督オリバー・ストーン氏(66)が4日、広島市内で読売新聞のインタビューに応じ、「原爆投下は戦争を終わらせるために必要だったというのは幻想だ。(米国人として)被爆者に謝罪したい」と語った。

 ストーン監督は昨年、第2次大戦前夜の1930年代からオバマ大統領登場までの米国の現代史について、独自の視点で描くテレビドキュメンタリーシリーズ「もうひとつのアメリカ史」を制作。その中で、原爆投下はソ連(当時)へのけん制が目的で軍事的に不要だったと主張している。今回は原爆忌に合わせ広島、長崎を初めて訪問、被爆者との対話などを予定している。

 インタビューで、ストーン監督は、原爆を投下した米国は英雄であると教わってきたと説明したうえで、「80年代までそうした幻想に疑問を差しはさむことはなかったが、歴史をもっと深く見るようになった。私は歴史に対して建設的でありたい。日本の人々も、米国の神話を受け入れず、なぜ原爆が落とされたのかを学んでほしい」と話した。
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米映画監督のオリバー・ストーン氏は6日、原水爆禁止世界大会・ヒロシマデー集会で、アメリカン大学のピーター・カズニック教授とともに訴えをしています。

  →赤旗HP