2015年8月12日水曜日

馬路村の釣果

  馬路村では、Uさんと鮎釣りをやるのが目的のひとつ。とはいっても、自力の見よう見まねなのだから、楽しみにとなるのかの話。ぎこちなく仕掛けをつけた途端に風で絡んでしまった。竿を操るのも、泳がせるつもりのオトリにどういう効果になっているのか、さっぱり想像てきない。6尾を確保できたのが、なによりではあったが、釣り上げた嬉しさはもうひとつ足りない。

  釣りは、アメゴも狙いにしているものが、昨年同様入れがかりになるのは、カワムツだけ。今回はサシを用意していったから、おしげなく使えた。途中から唐揚げにして食べてみようと、「確保」にかえて、30尾ほど旅館に頼んで揚げてもらった。アメゴや鮎には及ばないが、思ったよりいけて収穫だった。この安田川は、5年ほどまえから、鮎が少なくなって「近自然工法」による河川改修をしているとか。山が荒れたことが原因でとのことで、この地も環境破壊にさらされていると、らちがいでないこと を、思い知らされた。



"2015.8.1高知県馬路村魚梁瀬「フェスティバル魚梁瀬」の花火" を YouTube で見る

 爺さんが、ショートスティーにいって、体調が悪くてまた入院になった。入院したのは併設されている場所にある病院で、移動は大事にはならない。連れ合いが、お婆ちゃんを連れて、息抜きに出かけていたが、以前にもあったことなので、要領は承知していた。入れ替わりにこちらは馬路温泉にでかけた。二回目の訪問になった馬路村は柚子の里として知られ、人口が1000人ほどという。温泉周辺を廻ると、村をあげての取り組みを、身近に感じることができる。昨年につづいての利用で、従業員さんとも顔見知りになり、馬路村の奥から通ってくるその若者は、ちょうど祭の日であることを教えてくれた。話す言葉のの端々に郷土の思いを感じて、勧めに従ってでかけてみることにした。20分ほど走って着いた山あいの公園に、300人くらいの人が、広げられたシートに座って、舞台の出し物に喝采をおくっていた。出演した保育園の子供たちや、若者のバンドか盛り上げていたが、夕方の陽が落ちていくときのシチェーションは、昔何処かであったかなと、懐かしい想いをさせてくれた。奥まった地で、お年寄りが多いのかと思ったら、赤ちゃんをつれたママさんや若者が多くて、村の息吹きを感じさせてもらった。