2021年2月25日木曜日

考えてみれば「ゴミに囲まれた生活」

 ゴミや資源回収を出すのは月火水曜日。木がなくて金曜は月二回の不燃ごみ、土曜日はビン缶が集積日。つらつら思うにこのおかげで毎日のメリハリが付いているようだ。「燃やすごみ」が集積場に一番多いのは月曜日。かけた網からあふれ出そうな量が集まる。

 水曜日のプラスチックが最近は減ってきて、「燃やすごみ」に入れるようになっているようだ。プラスチックを減らすべきとの要請は大切な視点であり、海の魚の体内にもマイクロプラスチックが入っているとのことなどからすれば、今や焦眉のことになる。焼却炉の高温処理ができるようになって、一定焼却可能になっているようだが、家で分別して溜まるプラゴミの量はともかくものすごい。ナフサが材料であることからすれば、ガソリンの使用量が減れば連動して減ることになるのだろうか。買い物袋の有料化で減るなどというとぼけた政策で、どれだけ減少の効果を上げているのだろうか。

 「ゴミは家中にある」という発想は、確かに「断捨離の視点」とのかねあいからすれば、納得することができる。この世を去ったあとは全部ゴミなわけだから、断捨離による整理から逃れたとしても、残ったものは「末はゴミ」なので、ゴミに囲まれて生き抜いていることになる。家中ゴミだらけで、外にも積み上げられている様子のテレビ映像をよく見るが、あれは袋に分けてあるだけ整理されているともいえる。

公園の河津桜が満開になった



 ボケもすっかり賑やかに つぼみは2月9日




2021年2月19日金曜日

劇場型の展開で目が回りそう

 あれよと見るまのオリンピック組織委員会の会長交代劇。オリンピック憲章そっちのけの差別発言なのだから、あらゆる差別をなくそうという機運が高まっているときに、臆面なく発言したことに批判されるのは当たり前だろう。日本の後進性がマスコミにも自覚され始めたのはとても芳しいこと。でもいっぺんに道が整備されたわけでもない。

 五輪開催をなんとしても進めたい輩が渦巻いているのも見える。新会長挨拶が評判らしいが、「アスリートファースト」という言葉からもそこがうかがえるし、コロナ対応社会の様相からは「無理じゃない?」とするのが普通の冷静な判断で、世論調査でも圧倒的だ。「新型コロナウイルス感染症を克服した証しとして五輪を開催したい」(首相)、新型コロナウイルスを克服し、「人類が絆を強めた象徴に」(小池知事)と美辞麗句をならべて開催を合理化する意思は現在も変わっていない。

 森前会長が最後の新会長説得者といわれるが、次期選挙の議員の椅子までひけらかしてのこととなると、それで解決なのかと念押しがいるだろう。オリンピック開催の機運がこの機に膨らまされていけば、たとえコロナ禍の状況が悪くても「コロナ禍のもとでも立派に開催された」というセリフが用意されているのではないかとさえ勘ぐる。

 ワクチン待ちのコロナ対策が「しっかり」やる気はなく、ワクチン接種でさえ「いつになるか」わからず状況で、安心も安全もあったものではない。かつての「竹やりもって戦え」みたいな発想が亡霊のように蘇っているようでもある。

 毎日の医者通いで、公園の河津桜見物で一時痛みを忘れる。歩くのがゆっくりで「一仕事」なので一日の時間が余計短く感じるのだろうか。やけに早い。







2021年2月16日火曜日

通院帰りの公園で河津桜を観に寄ってみる

 ゆっくり歩いてマイクロ波を当ててもらい、リハビリの膝伸ばしをした後に、天気のよさに誘われて、公園まで少し歩いて行った。いつもなら咲いているはずの河津桜がどうなっているかを眺めようと。膝は痛いが家でじっとして過ごしていると、凝り固まったようになって立ち上がる時に、すっと伸ばすことができない。少しは歩いたほうがいいのだろうかと思ったのも動機だった。歩くなどという当たり前にできることが、こうなるとないがしろにすることは間違いだと気が付く。遅いけど。河津桜は片手で数えるほどだけ咲いていた。咲きだすのは条件がそろうことが必要なのだろうけど、コロナの心配はしなくていいのがうらやましい。






 

2021年2月8日月曜日

もう一つ別の医者に行ってみる

 膝の痛みがちっとも引かず、温熱低周波の治療を続けてよくなるのかと、連れ合いの話もあって、別の整形外科に行ってみた。膝のレントゲンを同じように撮ったが、撮る角度やら丁寧さがちょっと違うようだった。レントゲンを見て、やっぱり年並みの症状だと、日本整形外科学会制作の印刷物を示しながら、変形性膝関節症という説明だった。

 湿布と痛み止めにするか、関節内注射(ヒアルロン酸)をするかと問われ、注射の方が効き目があるかもと思って、その返事をした。注射は、医師の事前の話のとおり「痛くて注射しないという人はいない」というほどのこともなく、いとも簡単に終わった。

 そのあとはリハビリで、10分間患部を温めたあと、スポーツジムで使うような、膝上と腿の内側の筋肉トレーニングを10分やった。訪れている患者は圧倒的に婦人が多かった。この医院の方がいいようだと家で話すと、「ヒアルロン酸注射もあまり効かないんだよね」と言う。せっかくの希望がちょっとしぼんでしまった。