写真展は開催をしているところもあるし、良いのかどうかはべつにしても、日常の生活が「動き出し」OKという環境にあった。開催前日の7月27日に会場側での作品掲示があり、いつもどおり掲示のセッティングを確認した。ぐるりと見渡して全員の写真をみたとき、「ああ、写真はやっぱり飾らくちゃいけないよな」という声が思わず出た。ここまできただけでも成功だと、来訪者は昨年より減るだろうことを予想して話になった。
8月2日に写真展日程が終わり、来観者は昨年の半分ほどだった。いつもの友人にも会うことができたし、「三密」を気にしながらの事後交流をしたグループもあったが、久しぶりに外に出てしゃべることになった歓びで、いまさらながら「生きている」実感を味わった。こうした時期に来訪してくれた方々には感謝の思いあるのみ。幸せなことだった。