2014年4月8日火曜日

海も陸も穏やかでない

 マレーシアの航空機が飛んで行った先はどこなのだろう。海洋専門家がその海域を「どの大陸からも遠く、月より研究が進んでいない」といっているとか。実益(金)に結びつきの弱いところには、手薄になっているということだろうか。だいたい4000個もの人工衛星が飛んでいるのだからわからないはずはないと思うのだが、軍事的にも心配ない地域ということなのかどうか。手薄になっているのだろうか。だったら潜水艦からミサイルを撃つという戦略が有効になっちゃうんじゃないか。そんなこと考える筋合いでもないが、マレーシア政府の発表も曖昧で、全部を公表しているわけではない。探し回っているのが各国の軍事関係の船だし、こういう場合に国際的な協力関係ということはないのだろうか。「準戦闘行動」ではお互いの情報交流なり、効果的な指揮活動の展開があるとは考えにくい。

 地球上に月より未解明なところは、海の中にもある。ダイオウイカが東京湾にも表れるとは想定外もいいところだ。深場の海水温が下がってという見方もあるが、北極海の氷が溶けて冷たい水が沈み込んでいるという説であれば、温暖化が原因としていることになる。随分警鐘が鳴らされているが、政治の分野では特に日本は、環境省がいくらか動いているほかは、無視を決め込んでいる。日本海ばかりか太平洋側にもあらわれるとなれば、どれだけのえいくおうがおきていることだろう。めずらしい、面白いと言った程度を超えていることにならないか。

 地上では8億円もの「使途不明金」を返せば決着がつくというおかしげな構図。なにがいけなかったか、法に触れなかったのか事実不明。説明責任とやらもしないまま闇の中。それでいて「なにも悪くないけれども」お騒がせしたから代表を降りるという、まったくもってわからないまま闇に押し込むという。さすがにそれではすまないよという新聞各社の主張になっているらしい。

 他の政党のコメントはとっても共産党は排除してはばからないNHKは、後任人事に焦点を当てたニュース。赤旗は責任と事実を明らかにすべきというコメントを書いたし、朝日新聞も「今回の件で浮かんだのは、通常の献金とはケタ外れの不透明な政治家への資金提供がいまだに横行しているという現実だ。これは政治とカネの透明化を図る政治資金規正法の趣旨に明らかに反する。代表辞任と引き換えに放置することはできない。」と書いた。今なんでも、軸がぶれないように追及・解明が必要なところ、やっぱりNHKは特異だ。