2014年1月11日土曜日

放射能汚染への心配なくならない

 この写真はブログで以前に書いたが、昨年10月に「放射能・海洋汚染」(野口邦和氏)の公演があった際に、①骨曲りスズキが放射能汚染の影響が考えられるか②鮒の孵化に影響するかと質問をした。時間がなかったために後日回答とのことで、先日他の項目ととも回答の知らせがあった。
①    骨曲りスズキは「異体魚」といわれ、古くから全国で見られている。原因は様々。
②    フナが孵化しないということは考えにくい。
とのことだった。安心感は広がったが、放射能汚染の影響がどんなことで現れてくるのかは今後も心配なことだ。



 「福島原発事故後に見つかった奇形生物の写真を集めたもの」の投稿があって、生物の写真がまとめられている。この写真が放射能汚染に起因するものかどうかは、専門家なり国や自治体の判断が必要なのだが、国や自治体はまず動かない。だから「因果関係はない」という見方ができなくなっていく。いわゆる風評はこうやって広がる。写真に目を凝らしてもよくわからないし、じつはそんなことはあることなんだということなら、どういうことはないのだが、知りうる手段もそうそう持ってはいない。国や自治体の真面目な対応が必要だ。




原発沖 1.5kmで独自調査 汚染水の影響 どこまで海に
2013年9月5-6日調査