2020年4月30日木曜日

神田川の後景、昔は青空だったのだろうな


 神田川の近くに住んでからは40年以上になる。当時は「革新」という政治情勢が高まっていたときであり、保育園の心配も難しくなかった。社会運動が活発に進められて、生活の面ではよくなることがままあった。当時の歌謡曲などは明るくて穏やかなものが好まれたのはそのせいだろう。「心配事」がとりあえず手に入る時代だったのは、この時期のみだったともいえる。

 だからフォークソングなどは肌合いにうってつけになったのだろう。「風呂屋」に行くと謳う神田川。そんな文化はいまどこに重ねられているのだろか。雨水を流す側溝の親分のように作ったコの字型の「川」と添えられた遊歩道。遊歩道を走る若者、犬を連れた散歩、遊歩道のほんの隅っこに花を植え飾る人、ここから生まれて出てくるものもあるのだろう。残っていくものは、目に触れないものもたくさんあるのかもしれない。








2020年4月26日日曜日

大変な時だから伝わる言葉がある

沖縄県玉城デ二―知事のツイッター
 今年の大型連休に沖縄へ来る予定の方が航空会社の予約によると6万人余いるとのこと。残念ですが沖縄は非常事態宣言の体制で充分なおもてなしは到底できません。離島を含め医療体制も非常事態です。どうか今の沖縄への旅はキャンセルして受け入れ可能な時期までお待ち下さい。stayhome weekして下さい。

応えた投稿
 旅行代理店に勤めてます。その飛行機の予約数、我々代理店がお客様からのキャンセルの連絡を処理できておらず、そのまま予約状態になっている・・・ってのが相当数だと思います。
2月下旬から私達は連日長時間残業してますが、まだ数万件の未対応の問い合わせがあります。ホント申し訳ありません。

ABっぺのツイッター

~より一層の御協力を何とぞお願い申し上げます。
接触機会の8割削減に向けた取組を加速化させてまいります。

~今後、医療防護具を、国が、直接、優先的に提供することとします。そのためのウェブを活用した状況把握システムの構築、体制整備を早急に進めてください。

~給付金についても、DVで避難している被害者に直接届くよう、対応してまいります。引き続き、民間シェルター支援の充実を含め、施策の充実に取り組んでください。

~政府を挙げて取組を強化していく必要があります。関係閣僚においては、一層の取組の強化をお願いします。

的に当たってないし、力も感じない。空しさは湧いてくる。

2020年4月19日日曜日

「あなたは私たちが方法を見つけなければならない」

 14日放送、BSプレミアムの「ガイロク」で、63歳のバンドマンにインタビュー。立川米軍基地で演奏していた。ベトナム戦争当時、兵士がよくリクエストした曲は「反戦歌」だった。その曲は禁止されていたが、小さい音で演奏したとのこと。YouTubeにあった。3258万回視聴はすごい。





~🎵
母親達よ
あまりにも多くの母親達が涙を流している
兄弟達よ
更に多くの兄弟達が命を落としている
そう、ここで今日にでも解決策を見つけなきゃ
愛しい思いを届けるすべを

父親達よ
もうこれ以上はご免だ
分かってるはず、争いが答えではない事なんて
憎しみを克服できるのは愛だけだから
そう、ここで今日にでも解決策を見つけなきゃ
愛しい思いを届けるすべを

ピケラインに
スローガンを掲げる
僕を暴力で罰しようなんて
思わないでくれ
話し合おう
そうすれば分かるはず
何が起こっているかなんて
現状がどうなのか
何が起こっているかなんて
見えるはず

母さん
僕らは間違ってるって皆が思ってる
ああ、でもただ僕らの髪の毛が長いってだけで
彼らに僕らを裁く権利なんて無いはず
ああそうさ、今ここで解決策を見つけるんだ
共に分かり合うすべを
ピケラインに
スローガンを掲げる
お仕置きなんて
やめてくれ
さあ、話し合おう
君にもきっと
現状が見えるはず
何が起こっているのか
今起こっている事を君が教えてくれ
それとも僕が教えてやろう

2020年4月18日土曜日

写真展が中止になったので「ミニ写真展」開催


 よもや中止にならぬようにとの祈りもむなしく、「入江ゼミ写真展」は中止になった。新型コロナの感染拡大の危険性を考慮してのことで、やむを得ないことと割り切らなければいけない。とはいえど、それではせっかく準備した作品パンフレットを使わないのはもったいないと思い、これまで写真展の写真展にきてくれた方々に送ることにした。翌日以降たくさんの方からメールをいただいて、恐縮しながら元気をもらうことができた。気分が滅入って仕方がない今、郵送する挨拶状を考え、宛名シールの作成や封入に時間を割いて、この折の「コロナ対策」に有効な時間になった。

写真は記事とは関係ない、この間撮り散らかした「端切れ」









2020年4月14日火曜日

仙台七夕も中止とか

仙台七夕は86日~8日の予定のところ、取りやめになるとのこと。現在の形になったのは1946年、つまり戦後すぐのことだった。戦時中は無論のことそんなことは許されなかったし、「自粛」よりも強烈な抑圧社会だったから、戦後新しいスタイルが始まったのだろう。

 400年の歴史を数える七夕も、中止になったニュースを見て、ああそうだろうなとは思ったけれども、ちょっとひっかかったのは、戦後の始まりが、自分の出生した年と同じだったこと。誕生が偶然とはいえ、同じ時間を過ごしてきたのかのかと思うと、感傷を感じるのはウィルスのせいばかりだろうか?

 日光東照宮など世界遺産の二社一寺は13日、1422日まで拝観が停止で、いよいよ神との仲も分断された。大阪天満宮(大阪市北区)は13日、7月下旬の「天神祭」に伴う奉納花火などの行事を中止。本殿神事は神職だけでやるのだとか。新型コロナの収束は神にもお願いできなくなった。それとも空のかなたから高みの見物?だとしたらお人が悪い。いやお神が悪い。





2020年4月10日金曜日

こんなに「恐怖」を感じたことはなかった


 我々人間が長年かかって手にした住居であり、職場であり、憩いの場である「快適で幸せな空間スペース」=われわれが「三密」と称する空間がターゲットにされた。社会活動と生産活動を止め、人を分断させ対立させ、死への恐怖を駆り立てる。地球の生命にかかわる気候変動の危機に向き合わず、緊張を煽る軍拡競争や地域紛争の前に、いとも簡単に立ちはだかった。

 もう、国家間の紛争をしている場合ではない、軍拡競争を止めて、権益や私欲を前面にすることを止めて、人類の課題へ取り組み協力していくのだよと、教えてくれているのかも。人が一致協力して、住まいと働く場、事業所、営業所の活動を守るために、いき生き続けるために必要な資金を投入することは、あまりにも当たり前なこと。

 生半可な対策だけではすまない。命にかかわるこんな冷酷な政治を切り替えようという視点が、押し込まれてダメ出しを迫られているテレビにも、表れるようになったのはいくらかの救いだと思う。




2020年4月4日土曜日

新型コロナウィルス感染の不安はだれでも同じ

 若者が自粛中なのに勝手な振る舞いをして、危機感がないというバッシングめいた報道がされた。(Nスタでは誤解しないでとコメントをしていた。)意図がなかったとしても「若者が…」という言葉が異口同音に繰り返し伝えられると頭に蓄積して残る。LIENリサーチの調査(2/5)で国内感染の「不安」の程度を調査したものによると、男性22歳以下と男性50歳以上の程度の差はさほどなかった。不安ながらも出かけたのは、「不安だから」でかけたという解釈もできるのではないかと思う。やっぱり休業補償をすることが合理的。このままでは、感染者数が減り始めたら、同じことが起きそうだ。







2020年4月3日金曜日

オリンピック惨禍(若者の夢、今は若者叩き)

 裏金をばらまいて五輪招致、東日本震災復興のためと脚色、世論に逆らって「若者の夢」と吹聴した。「コンパクトに」3兆円も使って準備したものが「延期」。新型コロナ対策には全く渋い動きなのに、延長五輪日程だけは、明快に決定する。こんな違和感はない。医療崩壊はそんな政治をつづけてきた結果じゃあないのか。医療だけでない日本崩壊。














(今日のネタはFacebook投稿のコピー)