2017年2月17日金曜日

人間の脳ミソのわがままな所作

 通帳紛失事件以降少し落ち着きは見せている感じだ。しかし「使い込まれ疑念」が晴れたわけでなく、今度は月々に食料品購買契約で引き落としになっている金額がおかしいと言う。それは取り寄せた商品の一覧表の金額合計と、引き落とし額を照合すれば簡単にわかることなのだが、「裏でやっている」みたいに真顔で言う。

 そんなこと言ってもあり得ないことと、こちらは簡単に理解できるが、本人が納得できない状況(「定期預金が無くなった!」ことへのこだわりなのか)はまだ続いているようだ。毎週の購入一覧表を照らし合わせてと、しっかりと保管してある一覧表を見ることにした。ところが、その一覧表、古いものは無くして(捨てて?)しまったと言う。なくなったというものが後から出てくることは、よくありうること。
これから先のものはちゃんと残しておいてそれで調べようと話して、この件はチョン。

 その後様子を見ていると、同じことは言わなくなっているから、少々落ち着きを取り戻しているのかとも思えるが、どうなのか予測はできない。

 ゴミ捨てに行った道で羽が落ちていた。見渡すと大きい尾羽もあるし、血の跡もある。さてはやられたかなと、スマホで一枚撮る。それをFacebookに載せたのだが、「岩手山麓、ゴミ出しの道で見た。大きな羽根も、落ちていた。自然界は厳しい。これは《「蚊バリ作りにつかえそう》という声も聞こえそう。非常な人間共め。」と書き込んだ。しかし後から、そのとき蚊バリ作りに使えそうと思った自分もあったし、喰われてしまったのは自然の節理の中でのことだったから、それを利用しようとしても、悪行ということではないと、今度は人間の側から都合よく揺れて、笑った。