2023年3月25日土曜日

写真展の準備でお忙し

入江ゼミ写真展で利用する作品パンフを作る役目になった。レイアウトをすることが主な仕事でも、知らないソフトを動かさなければならない。オンラインで指導を受けて、書いたメモで思い出しながら、半分恐る恐る編集をした。昨年はパブリッシャーを使ったものだったのに、今回はインデザインというソフトで動かした。

動かしは主要には「コピー」機能を駆使して、以前のものにレイアウトされていたものを「上塗り」することで大方決着がついた。パソコンはよく「コピペ」呼ばれている、「コピーアンドペースト」=「コピーして貼り付ける」ことが随分使われる。自分のようにモノマネ型から理解をしようとするものは、とりあえずこれで動かせるので、何につけても便利な仕掛けだ。

展示する写真と写真のタイトル、コメント、キャプションなどを、貼り付けて何とか出来上がった。来週のオンラインで、全体を全員で点検する作業をすることになる。その前段の仕事ができあがってほっとした。 




2023年3月17日金曜日

三寒四温「温」の日に写真撮りに歩く

 先週の金曜は暖かい日だった。合唱団のレッスンを終えて、かつてはよく通っていた中華屋さんでメンバーと昼食会をした。昔のように昼食のセットをいくつか頼んでツマミにして、生ビールを少々…2杯ほど飲んだ。築地市場の跡を見に行くことにしていたので、皆とは別れて築地の飲食店街の方に向かった。

 今回は築地市場跡をぐるっと一周してみることにした。白い壁で囲んでいる市場跡は、取り壊した後の雑然とした平地が広がっている。大した重機もなくて、なにかのんびりとした情景が見えた。たしか国際会議場を作ることになっていたはずのところ、どうしたのか実にのんびりとして、放置している風にも見えた。(都は1万人以上の収容の施設や1000人以上が集うホール・ホテルを作るため、8月まで事業者を募集している)

 白い塀で囲まれているが半周もすると隅田川の新しい橋を渡ることになった。実は隅田川だとは後からわかった。橋を渡ってから川沿いの、テラスのようになっている歩道を歩いているうちに、どこかで隅田川だと分かった。テラスに座って昼食を食べている人、走っている人、犬を連れた人が行き交って、明るい日差しが一段と春らしさを醸し出していた。

 下流に向かって歩いて直ぐの橋を渡り返した。なんとそこは著名な勝鬨橋だった。東京に長く住んで居ながら、行ったことのない場所にまた出会うなど、なんと疎かな生活をしていたのだろうと、恥ずかしい気になった。ほんの一か所だけ桜が咲いている場所にも巡り合えて、「四温」のよい撮影散歩になった。














2023年3月11日土曜日

運転免許更新、元気な一日でも後から祟るか

 高齢者講習と認知症検査の二つの山を越えて、運転免許更新に行った。こればっかりは都庁で手続きができるので、自宅から近いメリットが享受できる。朝の食器洗いのノルマをこなして新宿に向かった。更新センターに着くと幸いにも空いていて、手続きの手間と目の検査もすぐに終えた。写真を撮って待合の椅子へ座るまで、ものの20分もかかったろうか。椅子には先客がいても一人だけで、何につけても人の波にさいなまれる日常とは違っためずらしいことだった。新しい免許証を財布の定位置に仕舞い込んで一件落着。

 そのあと、大腸がん検診のための検体を届けるために中野駅に戻った。差し出すだけのことですぐに済ませて家にもどった。一休みして午後から整形のリハビリに行こうと歩き始めて、午後が休診日だったのを思い出した。それならとウォーキングがてら、ファイルスタンドを購入するために、地下鉄で一駅先のダイゾーまで行くことにした。ファイルスタンドは本棚の「断捨離」促進のために使うためで、このために不要な冊子の処分ができる。ビニール袋に購入したものを入れて歩きながら、途中で写真展をしているのに気が付いて急遽鑑賞することにした。

 写真展はいつも東京工芸大学の展示場でやっているのだけど、近所にある割には立ち寄っていなかった。あとでスマホのウォーキング記録を見ると13400歩となっていた。自分の新記録だったのだけれどあとから痛みが出ないだろかと少々心配になった。



2023年3月7日火曜日

「原子力豊かな社会とまちづくり」の祝詞を誰が言うか

  原発再稼働の布石だったと、原子力災害伝承館に掲示された看板を思い出す。60年の間に停止していた時間は差し引くなどと、まあ根性を疑うようなやり口で一気に原発稼働を進めようとしている。いまや正義どころか常識さえ捨てて押し通そうとする政治って危ない。都合の悪いことは何にしても隠し通し、やりたいことをまっしぐらにすすめようとする。民主主義などはくそくらえ!ということなのだろう。

 軍拡財源をというすり替え議論を振りまいて、「中国が…北朝鮮が…ロシアが…」と軍事増強やむなしの世論誘導をして、「外交と二本立て」といいつくろって、やってもいないことを口先だけで言う。復興税を残して半分を軍事費に流用する案まででてくる。それって「振り込め詐欺」と違う?

1月8日に高田町を訪れた時の写真。「東日本大震災・原子力災害伝承館・双葉町産業交流センター」の周囲の様子。何らかの事情で残された災害の跡が痛々しいまま残っている。













2023年3月2日木曜日

原発事故は終わってないー大熊町で

「避難指示解除」の福島県大熊町に行ってみた。(2023.1.8)原発、東日本震災の跡がどうなっているのかを撮ろうとの意図だった。報道で時折見る被災地の様子で、おおよその予測はあったが、12年たってどう変わっているのかを見てみたかった。大熊町は「避難指示解除」として扱われている。

2019.4.10居住制限区域解除

2020.3.5大野駅周辺の一部地域の解除

前日はいわきのホテルに宿泊していた。当日何気なく国道6号から脇道に入いると、すぐに居住者がいない(戻っていない)住宅の状況が目に映った。どうみても急いで家をでていったのだろう様子がうかがえる。窓のガラスがなくカーテンがむき出し、コンビニ脇の自転車が枯草に絡み、なぜか運転席部分がない軽トラックが空き地に放置。などなど目に入ってくるのは、12年たっても時間が停止しているかのような様子だった。

12年たっても元に戻れないまち。「ここだけは…」と切り捨てられていいのか。原発再稼働とここで言えるだろうかと強く思った。