2014年1月13日月曜日

米大手ソーシャルニュースサイトの「日本のストレス」

 「レディット」という名のサイトで、「日本のこんなところが不満! 日本に住む外国人の本音とは?」という質問した。外国人は普段、日本や日本人に対してどうのように感じているのだろうかということを集約したもの。
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【日常生活における不満】
外国人が日本で日常生活を送る上で、ストレスとなっているものは何なのだろうか?次のような意見が寄せられた。

 「ATM24時間やっていないし、休日には手数料を払わないと銀行からお金を引き出せないよ。ゆうちょ銀行はそこまで悪くもないけど、夜の8時以降に行ったときは、顔をしかめて帰るか、コンビニの機械を使うために手数料を払わなければならなかったよ。

 「公共の場にゴミ箱がないよ」

 「クラブではダンスをすることができない。夜遅くになると、警察官がたまにクラブの中を見に来るんだ。」

【日本人の行動や言動に対する不満】
また、日本では当たり前となっているような日本人の行動や言動も、外国人にとってはイライラさせるものに映ることもあるようだ。

 「人々がドアや建物から周りで歩いている人を待つこともなく、見ることもなく、勢いよく出てくる。」

 「2人以上の友達や同僚と歩いているときは、道いっぱいに広がって歩く。」

 「自転車を運転している老人は最悪だよ。彼らのブレーキはたいてい作動しないから、いつも割り込んでくるんだ。」

日本人の言葉遣い、外国人の扱いに関する次のようなコメントも見られた。

 「新しい人に会うと、日本の食べ物は食べられるかどうか聞いてくる。はい、と答えると、納豆は?海産物は?っていう風に聞いてくる。」

 「箸を使うたびに「上手ですね」と言われるんだ。 アメリカ人でアジア人がフォークとナイフを使って同じことを言われているところを想像してごらんよ。」

 「かわいい、すごい、おいしい・・・といった言葉を使いすぎている。いくつか形容詞を覚えれば日本語の25%が理解できるよ。」

 「忘年会でのスピーチ。3時間の忘年会の中で、1時間はスピーチに費やされるんだ。これが家に帰る言い訳になったらいいのに。皆つまらなさそうに見えるし、スピーチする人もたいてい嫌がっているんだ。なんでスピーチをするの?

日本人にとっては普通である慣行も、外国人にとっては理解できないこともあるようだ。以下がその例である。

 「贈り物の文化。お土産が大嫌い。無駄な包装も好きじゃないし。お土産はたいてい値段が引き上げられているけど、どこかに行くたびに贈り物を買うよう強制されるのは嫌だ。」

 「結婚式では、日本は結婚するカップルに贈り物をする。たいていお金だ。それはいいよ。問題はそのカップルがお返しに贈り物をしなければならないということなんだ! だいだいもらった贈り物の3分の1の額でなければならない。これはバカバカしいよ。結婚式の準備でもお金を使ったのに、結婚式に来てくれたみんなにあげる贈り物まで買わなければならない。」
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 「日常生活における不満」「日本人の行動や言動に対する不満」は、多分に同様の思いはある。不便なサービスごとに手数料をとられているのは癪に障る。テロ対策と称して、とうとう駅のホームからゴミ箱をなくしてしまった。ダンスをする自由も規制を受けるという、これを当たり前のこととしておきたくない。だんだんマヒしていくが、ただの人として解決する問題ではない。道を広がって歩く、譲らないことはよくある。歩道が狭すぎるということも当然だが、事務所事業所をやたらめったら増やすことばかりが都心部の「活性化」となれば、けんか腰はやむを得ない???。


 「日本の言葉づかい」も確かにそう思う。日本に「勤務」している外国人との交流は、日本人には辛いものなのかもしれない。文化の違いは相当なものだろう。この点日本は皮相すぎるのだろう。外国人を受け入れきれない。日本の良い文化が体感できていない証拠だ。「英語を聞き流し」ことが国際化ではないだろう。「贈り物の文化」はその通りで、考えればモノをあげることが付き合いの重要なこととされるのは、合理的でないと思う。これは反論があうのかな。憲法にある「両性の合意」に至らず、「両家」のワードが厳然と生きているし。