2013年12月15日日曜日

今年から来年へなだれ込む

カレンダーが集まってきた。もう2週間ほどでいやでも今年が終わるという時期になったことを自覚させられる。現職のころは11月末に年末調整の控除請書を出すのが、一番早い「自覚」だった。二か月前だったから、もうそんな時期かと毎年思ったものだった。今は流行語大賞とか、今年の漢字(「輪」)などが発表されて、そんなことを楽しみ、味わってスーと年末に近づいていくから腹は立たない。

どういう年だったのかと思うのは少し早いかもしれないが、年金暮らしで急がなくてもいい立場であるはずが、どうしてこんなにやることがあるのかと思う。好きなことを自分で決めてやっているわけだから、別に文句が言えることではないが、好きなことだけということに、プラスアルファーがついて回る。パソコンにしても、随分と使っていろいろやるが、効率的にやるということにはなっていない。だいたいムショクの身分で「効率」は求める必要がないから、それはそれでいいのだろうと高をくくってはいる。

結局あっちのいらないものをこっちの空いているところに移し替えるようなことを、毎日やっているのだからそれでよいのだと思うことにする。家から外に出ていかなければ、外の刺激も受けられない。太陽光にあたることもそうだし、少し遅くなった歩行を他人の邪魔をしないようにして歩くことも刺激のうちになる。なにより他人とのかかわりが大事な刺激だ。それも「好きなことだけ」というわけにいかないプラスアルファーがついてくる。そんなら無駄も宝の一部で捨ててはならないということになる。

ことしの釣りの回数は稼げなかったが、写真はよく撮った。成果というよりは「道楽」に近いものだから、「文化に昇華させる」べくまとめをしていかなくてはならない課題として残っている。パソコンで、プリントができるように体制がほぼできてきたので、これも楽しみと時間つぶしが十分できるだろう。
結局今年も一年さしたることはなくて、さしたる反省にも踏み込まずに来年になだれ込むとことでいきそうだ。

いいと思って撮った写真、これもパンフレットで使われていた構図だった。そんなことが多い。