2013年10月7日月曜日

刈り取った田の脇でフナつり

 釣りの会(関東勤労者つりの会協議会)の清掃つり会が、香取市の与田浦であった。10時までゴミの収集をしてから、釣り場をよく知っている人の案内で水路に向かった。途中、ワンボックスカーを停めて、釣りをしている家族連れを見た。小学生高学年化か中学生くらいの男の子が、橋の上から竿を出していた。お父さんだろうか家族の釣り自宅をしていた。家族連れはなかなか見ないので思わず車を止めて、子供に声をかけた。「まだ釣れない」と返事が返ってきた。頑張ってと声をかけたが、ディズニーランドやアウトレットに行くよりはずっといい遊びだ。

 釣り場は細い水路でコンクリートが打ってある。野趣にはかけるように見えるが、実績があるということで、車を降りた。ちょうちん仕掛けで、キジをえさにしてやってみようと、今日の方針を決めてさっそく仕掛けを入れてみると、すぐにアタリがった。ところがテキはキジエサの端っこを咥えて、引っ張るだけのことらしい。反応があるのが面白くてしばらく付き合いをさせてもらったが、水中に浮かぶ草が引っ掛かって、そのときに魚が外れるらしい。

 近くに一緒に入ったSさんはもう、いなくなった。見切りが非情に早い人なのだ。たしかにその方が釣るチャンスが増える。浮子の動きにつられて長居をしたが、モロコがやっとかかった。フナを釣らなくてはと、場所を変えながら歩いも、モロコはよく掛かかった。排水溝が川に接続しているところで、ようやくフナが顔をだしてくれた。浮子がスーットと横に動いた時だった。この動きがアタリかと思い、浮きの動きに集中して、いくつかを取り込んだ。目的の魚がかれば俄然面白さを感じて、時間が過ぎるのも早かった。

 異動しながら、水路の脇映える草と水路の中に這える草の間に、1.5メートルの仕掛けを上からそっと落とす。これで浮子に反応がでれば上々だ。都合、フナは8尾で小さかったから、重量が少なくて競技結果では問題にならなかった。案内をしてくれた二人は1キロ前後を釣った。同じ会から参加したMさんは、水路に掛かるコンクリートの橋にイス席を構え、5尾を釣っていつになく気分爽快のようだった。