2018年10月29日月曜日

ベランダの、目隠しとのお別れ


 ベランダの格子に、細い竹を編んだ「目隠し」置いてあった。風雨にさらされて、からからに乾いてしまったので、付け換える時期ではあったが、そのままにしていた。

 ベランダの防水工事をすることになって、それは邪魔になるので、このおりに始末をすることにした。玄関先に運んでから、ノコギリとペンチを使って解体し、ばらけた細い竹を半分くらいに割り揃えて束ねた。段取りは思ったより意外と支障なくできた。動き出す前の思案のほうがかえって時間がかかったようだ。

 なにせ3階の風の当たる場所に置いてあったのだから、腐っておらず不潔感がなかった。1メートルほどの細い竹を2本膝に当てて半分に割る作業は、「パチン」と音を立てて気持ち良く折れるものがほとんどだったが、3枚ある「目隠し」の竹の数は相当ある。ずっとやっていて、近所で煩いかなと気になってしまった。

 組んである竹を抑えている針金をペンチではずすが、立ったり座ったりする動作はちょっと厄介だった。枠の四角い木もノコギリで半分に切断して、折った竹と一緒に束ねたが、ビニール袋に入れた方がいいのか、紐でくくった方がいいのか考えあぐねたが、結局両方のやり方になった。植木類もあまり量が多い場合は有料だということらしいので、翌朝分けて出すことにした。