能登の旅一日目の夕方近くに、世界農業遺産になっている白米千枚田に着いた。先日A新聞にL・E・Dを使ったライトアップの写真が紹介されていたので、ここを撮ろうとは言わずもがなの予定に入っていた。到着時は雨だったもののほどなく止んで、寒ささえ堪えれば絶好の撮影になった。
ホテルの食事は遅くしてもらって、6時半まで千枚田を撮って、ライトアップも撮ろうということに、もちろんだれの反対もなくて頑張ることになった。手がかじかんでくるが、何回もあるチャンスでないので、懸命に撮り続けた。確かにライトアップの効果が上がっているようで、いまどきにしては観光客が結構集まってきていた。雨が止んだうえに、遠目だが西方には太陽の明かりさえ見えて、今回の旅の満足度を高めてくれた。