2013年5月19日日曜日

手長エビ釣り頑張るが結果が付いてこない


 もっと早く医者に行けばと、連れ合いに言われた。気管支のゼイゼイ感は無くなったから、そのまま治るかと思ったらそうはいかなかった。4日たっても咳と痰と鼻が賑やかに協奏曲を奏でているから、しばらくぶりで近所の診療所に行った。前にお世話になったときから期間がたっている。診察券を探し出したらペン書きの文字がにじんでいた。もう、新規の患者と同じかと思ったら、カルテは残っていて、前回の処方も参考にして処方をしてもらった。先生もかなりな高齢になられた様子。

 今日はつりの例会だった。手長エビつりで、会の「重要例会」だから、外せない。幸い会員さんの車の手配がついたので、久しぶりに乗っていくだけの例会で、不調の身には助かった。
多摩川大橋下のいつものところまでは、車で小一時間の距離。珍しく二人の先客しかいなかった。ところが手長エビの姿が見えない。水が澄んでいるのでいつになく気持ちはいい。長潮であまり動かないから、もうちょっと水の動きがないとと思うが、我が会長が座る位置に水が無くなってしまうと、釣りにならないからこの潮回りの選択となるのが通例だ。

 しかし、そこは百戦錬磨の達者人、相手の姿が見えないと言いながらも赤虫を針につけて、しぶとく釣りに集中する。時間がたってくると、子供連れのお父さんが何人も仲間入りをしてくる。ここは手長エビつりの名所だから賑やかだ。しかしもうちょっと釣れてくれないと、懸命に粘りはするが、思うに任せない。風が出てきて、橋下のせっかくの日陰は寒い。煮込みうどんを作ってくれるという浜崎さんのほうを、ちらちら見ながら、昼食のほうへ気が行くありさま。

 それでも真面目に頑張り、暖かいうどんをごちそうになって、人心地がついて延長の力が湧きてきた。まわりの様子を見ても、釣れていないようで、帰ってしまう人も。脇の土手から投げ竿で鯉をねらっている人は、見ていただけでも4尾もかけて、良く釣れるものと感心した。投げ込んでおいて、車でアタリの無線連絡を待つという釣り方。

 今日の釣りは体調がもう一つなので、止めようかとチラリと思ったが、明るい5月の空で、気分はよかった。釣りの方は手長エビ10尾~30尾の貧果だった。ハゼの湧きは非常に良いようだ。