2012年7月5日木曜日

大雨の中でも、渓流釣りに挑戦


 天気予報がよくない中、Hさんが盛岡へ着いた。車で迎えに行って、ぱらつく雨の中を、雫石川に合流する荒沢に行ってみる。ここは何回か行っているところだが、一時釣れない結果が多かった。昨年は釣れ具合がよかったので、第一の釣り場とした。
 
 釣り場に向かう途中から本ぶりの雨になって、着替えをどうするか、雨に濡れながら着替えるのもいやだなと話していた。林道に入ってから、炭焼きの小屋があって、小屋の屋根を利用さしてもらうことにした。すっかり着替えで上流へ。

 しかし、林道から沢に降りるには相当藪こぎをしなくては行かれそうもない。車をおりて少し下ってから、思いきって下った。沢は雨の量に比べてそんなに水量は増えていなかった。二人で釣り始めて、都合7尾をあげたところで、雨脚が強くなってきた。濁りも入ってきたし、身体はびしょぬれで体温が下がってきたので、止めることにした。

 釣っていたのは正味一時間ほど。釣り竿をたたんで、林道目指して上り始めたが、熊笹の中を歩くのが一苦労。急な斜面を必死に上ることになった。足が上がらなくなって転んだり、笹に押し戻されたりと、なかなか林道に出られなかった。息が上がってほうほうの体で林道にでた。大雨の中のイワナ釣り、貴重な体験をした日だった。疲れたぶんだけ、ビールはうまかった。